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海「お前なぁ、食うもん食わんかったら本当に倒れるぞ?」

昂「吐くくらいなら食いたくないっすもん」

陣「なんや、また昂秀の食よりゲームモードか?笑」

海「陣さんも言ってやってくださいよ
今日のスケジュールがハードだったのは分かるけどこいつ昼飯食わないんすよ?
今日は夜まであんのにぶっ倒れたら元も子もないじゃないですか」

午後からの予定を伝えようと楽屋に来ればいつもの2人の言い合いが聞こえてきた

「なにまた喧嘩してるの?本当に仲良いね〜」

陣「いやいや、どこをどう見たらそうなんねん」

「だって言いたいこと言えるのは信頼してる証拠じゃないですか
男の子同士なら本音をぶつけ合うのが1番
で、今回はなんなんですか?」

海「昂秀が昼飯食いたくないって言うんですよ
ずっとゲームばっかしてて」

昂「食欲無いのは仕方ないことじゃないですか」

昂秀君もムッとしたのか返し方が強くなりだした
いつもならだって〜、って言うだけなのに


てことは


海「はぁ?お前なんなんその言い方」

「はいストップ
海青君ちょっと待って
昂秀君、これ飲んでみて」

ラベルを剥がしたペットボトルにストローを差して渡した

昂「なんですか、これ」

「なんだと思う?変なものじゃないからとりあえず1口飲んでみて」

怪訝な顔をしながら1口飲んだのを確認した

「よし、飲んだね
味はどう?何に似てた?」

昂「なんか、スポドリみたいな
けど、普通に美味かったです」

はいアウト

「力矢さん、昂秀君軽い熱中症です
先に昂秀君抜きの撮影してもらうようお願いしとくので高野さんと現場入りお願いします」

昂「え?俺大丈夫っすよ?」

「これただのスポドリじゃなくて経口補水液
美味しいって感じる時点で体の中の水分と塩分が抜けてるの
会話もできてるしゲーム出来る元気はあるから少し休めば今日一日はいけるでしょ
ほら、さっさとベルト外して上着も脱ぐ
カバンは?中にタオルあるよね?
慎君、昂秀君のカバンとって」

慎「あ、はい!」

「ありがと、ってなんにも入ってないじゃん!
てことは大きい荷物の方か
私ので我慢してよ?」

タオルと冷えピタを取り出して昂秀君に渡す
ずっと中に居続ければ脱水症状に気づかないのも仕方がない

昂「すみません」

「謝るくらいならさっさと治す
10分置きに一口ずつでいいからこれ飲むこと
1時間後に食欲がありそうならお弁当食べて撮影に戻るよ」

昂「うす....」

大人しい昂秀君は珍しくて少し笑ってしまった

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美咲(プロフ) - 続き楽しみに待ってます。 (2022年11月11日 8時) (レス) @page9 id: 411e2cf0cf (このIDを非表示/違反報告)
羽月巫琴 - 面白そう…!頑張ってください! (2022年11月9日 20時) (レス) @page1 id: 0d6ec116e3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あすか | 作成日時:2022年11月9日 20時

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