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「ちょっと見ない間に、めちゃくちゃガラ悪くなってんじゃん.....」
安田くんが
講義室の窓から校門の方を眺めて。
「.....アンタ、見つからなかったの？」
ユリちゃんは、静かに安田くんに声をかけた。
.....2人は、あの男の人と知り合い....？
たぶん、同じことを思ったんだろう翔と
目が合った。
「あの人、俺らの高校のちょっとした有名人だったんだよ。
まぁ、悪目立ちの不良ってカンジかな。」
安田くんは、サラリと言ったけど
ユリちゃんの表情は曇ったまま。
「後は、お前が自分で話せば？」
安田くんは、窓際から離れて
ユリちゃんの方を見て
静かに机に寄りかかった。
「.....まぁ、話せば長くなるんだけど.....」
ユリちゃんが、小さいため息をついて。
当時の事を、話し始めた。
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「あの男.....テツヤ....って言うの。
年は、アタシらの1個上。
実は.....アタシ、小2の頃から施設で育って......
テツヤも同じ頃に施設に入った....同期ってヤツ。」
あまりにも衝撃的なユリちゃんの告白に
私も翔も、言葉を失って。
ただ黙って聞いてるしかなかった。
「まぁ...色々気が合って、つるんでたんだよね。
当時は.....兄妹みたいなものだったから(笑)」
私達を気遣ってなのか
わざと明るく振る舞って話してくれるユリちゃんに
やっぱり私は、かける言葉が見つからなくて。
そのせいか、ユリちゃんの表情も
徐々に曇って行く。
「.....ちょっとだけ、付き合ってたような時もあった。
まぁ.....カラダの関係に発展したとたん、すぐに捨てられたんだけどね......」
ユリちゃんは、小さなため息をつきながら
窓の外の遠くを見つめて
ポツリと呟いた。
「.....なんで今さら......」
「心当たりは？」
安田くんは冷静に、ユリちゃんに話しかける。
「....ないよ。
アイツが高校卒業して、先に施設出てって以来
一度も会ってない。」
ユリちゃんには心当たりがないのに
今さら会いにくる理由って....なに.....？
そう思ってみても、答えなんか出るわけがなくて。
「.....とりあえず、相葉くんに迎えに来てもらったら？」
安田くんの提案に
ユリちゃんは、ますます表情を固くした。
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遥(プロフ) - まみ公さん» お疲れ様ー！6回！読み逃げありがとうございます！！トラブルばっかりの2人だったので、合鍵疑惑晴らしてイチャコラして欲しいですよねっ( *´艸`) (2021年12月20日 5時) (
レス) id: ebcf222aae (このIDを非表示/違反報告)
まみ公(プロフ) - 遥さん、おわったよー！６回。またまたまた、読み逃げしました←もう、確信犯！笑。ユリちゃん、勇気を出せてよかった…安田くんのおかげ！でも、なんで合鍵持ってるんだろって、私も気になるところです…がっ！さあ、これから絶対イチャコラするよね？待ってまーす！ (2021年12月19日 19時) (レス) id: b826214e69 (このIDを非表示/違反報告)
遥(プロフ) - さくさん» コメンテーターありがとうございました！！主役がブルンブルンにエンジンふかして待ってるので早く描いてあげなきゃ！！でもこのずっとお預け状態が楽しくなってきてる作者ですww (2021年12月19日 8時) (レス) id: ebcf222aae (このIDを非表示/違反報告)
さく(プロフ) - はい！DSHコメンテーターです！ユリちゃん、まーくん、本当によかった！！！これからはいい事言ってた翔くんの番かな！？(笑)これからもコメンテーターしていきますよお！ (2021年12月17日 22時) (レス) @page50 id: 22b2ab4ca6 (このIDを非表示/違反報告)
遥(プロフ) - さくさん» 落ち着け！まずは深呼吸！危うくこの作品の主人公が誰だか忘れるところだったよ！ギリセーフ！カッコいい翔ちゃん出てきて良かった。アッチの方は翔くんのシャワーが長引いているようですwww (2021年12月11日 21時) (レス) id: ebcf222aae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：遥
| 作成日時：2021年11月13日 22時
