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side雅紀
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家の手伝いが終わって
ユリちゃんのバイト先に向かう。
休日あんなにいっぱい一緒にいたのに
もう、会いたい。
素直に気持ちをさらけ出してくれるユリちゃんが
弱いところ見せてくれるユリちゃんが
俺を頼ってくれるユリちゃんが
もう、全部可愛くて、好き。
地下鉄乗って、ユリちゃんがバイトしてる
カフェのある駅で降りて。
バイト終わりのちょうどいい時間に着いて
ちょっと自分を褒めたくなる。
俺、すごく浮き足立ってるな(笑)
顔がニヤけるのを我慢して
ユリちゃんの待つカフェへ急ぐ途中。
「雅紀っ！！」
後ろから呼び止められて
反射的に振り返ると、そこには
「.....マリエさん.....？」
思いもよらない人が現れて
ちょっと焦る。
マリエさんは
俺のそんな態度なんか、どうでもいいみたいで
つかつかと俺の目の前に早足で寄って来た。
「....そんな怖い顔しないでよ(笑)
もうアナタの事は、何とも思ってないから。」
フン。と鼻で笑ったマリエさんさんは
長い髪をかき上げて、ちょっと荒くなってた呼吸を整えた。
「１つ、話したいことがあるの。
今ちょっとだけ時間もらえない？」
マリエさんが焦ってるような
困ってるような
俺には見せたことの無い表情だったから。
何か、重大な事のような気がして。
駅裏の小道に入って行くマリエさんの後を
ついていった。
「ウチの社員が、会社の金を横領してたの。
なんかおかしいと思って、色々調べたら
犯人がわかったんだけど。」
なんで今、会社の話.....？
最初は、そう思った。
マリエさんには、今後できれば会いたくないって
思ってたし。
なんだか面倒だな。って
俺、全部顔に出てたと思うんだけど。
「この2年で１０００万。少しずつ積み重ねた知能犯だったから、暴くのに苦労したわ。」
俺のあからさまな態度にもお構いなしのマリエさんは
淡々と話を続ける。
「テツヤっていう男。
アナタ、顔見知りじゃない？昔、わたし絡みで会ったことあるでしょ？」
マリエさんから、あの人の名前が出て
心臓を鷲掴みされたみたいに
身体中に緊張が走った。
「アイツだったの。
横領の犯人は.....それで調べて行くうちにわかったんだけど....あの男、あなたの彼女と同じ施設の出身だったわ。」
あぁ、嫌な予感がする。
あんなに浮き足立ってたのに
体が、鉛のように重くなってた。
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遥(プロフ) - まみ公さん» お疲れ様ー！6回！読み逃げありがとうございます！！トラブルばっかりの2人だったので、合鍵疑惑晴らしてイチャコラして欲しいですよねっ( *´艸`) (2021年12月20日 5時) (
レス) id: ebcf222aae (このIDを非表示/違反報告)
まみ公(プロフ) - 遥さん、おわったよー！６回。またまたまた、読み逃げしました←もう、確信犯！笑。ユリちゃん、勇気を出せてよかった…安田くんのおかげ！でも、なんで合鍵持ってるんだろって、私も気になるところです…がっ！さあ、これから絶対イチャコラするよね？待ってまーす！ (2021年12月19日 19時) (レス) id: b826214e69 (このIDを非表示/違反報告)
遥(プロフ) - さくさん» コメンテーターありがとうございました！！主役がブルンブルンにエンジンふかして待ってるので早く描いてあげなきゃ！！でもこのずっとお預け状態が楽しくなってきてる作者ですww (2021年12月19日 8時) (レス) id: ebcf222aae (このIDを非表示/違反報告)
さく(プロフ) - はい！DSHコメンテーターです！ユリちゃん、まーくん、本当によかった！！！これからはいい事言ってた翔くんの番かな！？(笑)これからもコメンテーターしていきますよお！ (2021年12月17日 22時) (レス) @page50 id: 22b2ab4ca6 (このIDを非表示/違反報告)
遥(プロフ) - さくさん» 落ち着け！まずは深呼吸！危うくこの作品の主人公が誰だか忘れるところだったよ！ギリセーフ！カッコいい翔ちゃん出てきて良かった。アッチの方は翔くんのシャワーが長引いているようですwww (2021年12月11日 21時) (レス) id: ebcf222aae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：遥
| 作成日時：2021年11月13日 22時
