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〜変わってしまった君〜 ページ3

「…また?もう嫌…」

今日もこの出来事が訪れるの…?
そう思うと、とても気が遠くなる
そう思いながら私達は、いつも通りのように屋上に上がった
みんなの視線はこっちを向いていた。見ていない人なんて、誰一人いないだろう…

「…あら、ごきげんよう。キースに、…裏切り者…」
「…フウカちゃんっ!ダメ…!」

いつも、放課後、キースとチトセが私に会いに来るのだ。
キースたちがなにか企んでいることくらいわかっている。
「チトセと誓うんだ…」「契約の時が来るよ。」「覚悟はできてる?」「もう逃げられない…」「連れていくよ必ず。」「あと少しだね…」「明日が来る」
なにか、私に予告しているみたいだ
あんな裏切り者と…何を誓うっていうの!!
チトセは、青の城を捨て、黒の城の王子となった裏切り者であり、今私がいちばん嫌いな奴だ

「あなた達のやっていることは意味がわからない!これ以上やめてよ!」

私は風の魔法を発動した

「チトセ、やるか?」
「…うん」
「…チトセくん、なにかする気だわ…フウカちゃん!攻撃しちゃダメよ!」
「…なんて言ってるの!?カリンっ!?」

風の音で聞こえない…
目線をそらしていると、チトセが時の魔法を発動させた

「きゃっ!」

時の魔法で固まってしまった

「う、ううっ…」
「無様だね…銀の城の王位継承者が…まさかこんな姿になるとは…」
「…何をするの…」

やがて時の魔法は解けたが、私の身は黒の魔法の特性“影”で縛られていた

「…金の髪は、魔界の星だ…」

あぁ…魔界へ行くんだ…もう、会えないのかな…カリンも…あのかつてのチトセにも。

希望を失っていた私にひとつの光が見えた
緑の魔法…これって…

「これは…」
「…カリン!」

カリンの魔法は私を包み、ツタの神々しい光によって影は消え、私は眠ってしまったんだ…
その時、一瞬だけ、カリンの悲しそうな、もう会えないね…と言いたげな顔をしているのが…見えた…
ような気がしていた
そして…目を覚ました
小さな希望を抱きしめながら…
*§*――――*§*――――*§*
キースはこんなんじゃないぃぃい…
チトフウにしたいんです…

〜意思は変わりめぐる〜→←〜世界は変わり果てた姿に〜



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七海 - 作品見ました!とてもいいと思います!これからもぜひ頑張ってください!応援しています! (2019年3月27日 11時) (レス) id: b4f695295e (このIDを非表示/違反報告)
frisk - 佐倉 作楽さん» いいの!困ったときはお互い様でしょ? (2018年2月14日 0時) (レス) id: 2adf27a207 (このIDを非表示/違反報告)
佐倉 作楽(プロフ) - friskさん» 教えてくれてありがとう^^ (2018年2月10日 11時) (レス) id: 89cb129ae2 (このIDを非表示/違反報告)
frisk - キースカッコいい!!最高!フウカいいなぁ♪ (2018年1月31日 22時) (レス) id: 2adf27a207 (このIDを非表示/違反報告)
frisk - 佐倉 作楽さん» この作品面白いですね!!私、キーフウがすきなんです!キースかっこいいなぁ!皆が絶するようなことっていったい…… (2018年1月23日 0時) (レス) id: 2adf27a207 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:佐倉 作楽 | 作成日時:2017年12月22日 23時

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