私を見てほしい。【番外編】

ふりいだむと無花果6 ページ47

Noside

マフィア本部前

　

その晩、任務を終えた太宰はマフィアの本部前にいた

そこに中也が通りかかる
　
　

中也「あァ？餓鬼の世話ァ？」

太宰「そう。こないだ話した織田作が養っている孤児たちのね。」

中也「あー確か彼奴も孤児だもんな...。で、そいつがめぐみを車で此処まで送り届けると？」

太宰「うん。あ、来たみたいだよ。」

　

1台の車が2人の前で止まる

スモークガラスで中は見えないが、織田作が運転席から降りてきた

　

織田作「すまない、遅くなった。」

太宰「ううん、大丈夫。めぐみは？」

織田作「2人とも後部座席。散々幸介たちに振り回されたみたいでな。黒い少年の方はぐったりだ。」

太宰/中也「(2人？黒い少年？)」

　

織田作が後部座席のドアを開けるとめぐみと芥川が寄り添って寝ていた

　

太宰/中也「...。」

　

透かさず中也がめぐみを横抱きにする

　

中也「俺はめぐみを自室まで運ぶから、手前ェは芥川を頼む。」

太宰「えー...私、めぐみちゃん運ぶー。」

中也「莫ァ迦、此奴は俺の部下だ。手前ェも自分の部下運べよ。」

太宰「ちぇ...。」

織田作「？」

　

その後太宰は芥川の襟をつかんで引きずって部屋に放り込んだ

そんな芥川起きずに爆睡←

　

そして翌朝、芥川は何故か体中が痛くて、太宰との訓練は今まで以上に過酷だったそう...

　


　
めぐみ「龍くん、また怪我？手当てし...(芥川「っっっ！！！」逃走

めぐみ「？」

　

　
　

その後、織田作の話によると例のいじめっ子たちはもう二度と子供たちの前に現れなくなったらしい

めでたしめでたし♪


＊＊＊＊＊

知乃様からのリクエスト、「ふりいだむと無花果」完結しました！！

正直言うと...


やつがれくんのキャラが崩壊していますね、はい...

たまには可愛いやつがれを書いてみたいなという駄作者の妄想が爆発しました(;^ω^)



そして次回は、今まで書いてみたかった風邪ネタ(夢主×中也)！！

こないだ電車の中で書き上げた作品です←


引き続きリクエストも募集中です！！

感想と評価よろしくお願いします＾＾



本編の中也オチもいよいよクライマックス！！！！！

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