私を見てほしい。【番外編】

夜桜1　知乃様リク ページ13

今回は知乃様からのリクエストです♪
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中也side
　
あれは、めぐみが俺の部下として配属されてまだそんなに経っていなかった頃＿＿＿＿＿

　
俺は、仕事の資料を届けに彼奴の部屋の前に来ていた


「おい、石畝。いねェのか？」


ノックをするが、応答がない

だが部屋からは人の気配がする


「...入るぞ。」


女の部屋で少し抵抗があったが仕事絡みだ仕方ない

一応、もう一度大きめにノックをしてからドアを開ける

そのまま入ると、山積みの書類の脇で彼奴は机に突っ伏して寝ていた
　

「仕事中に寝るなんざいい度胸してんなァ。」


声を掛けるが起きない

面倒くさいから肩を叩こうとしたが、その前に彼奴は何かをつぶやいた

聞こえなかったのでしゃがんで耳を傾ける


めぐみ「...ボス...。」

「...。」


いつか此奴は参謀だった両親を任務で亡くし、身寄りがなかったためあの組織のボスに育てられたって言ってた

そのためか、ボスを殺した俺の前ではいつもビクビクしてる

　
とりあえず、このままだと身体が冷えるので肩を叩き起こしてやった

最初は寝ぼけてたみたいだが、俺を視界にとらえると顔が青ざめていく


めぐみ「...はっ！すいません中原さん！すぐ続きをしまっ...。」


立ち上がり俺に謝ろうとしたがいきなりだったため身体がふらつき前のめりに倒れる

それを俺が受け止めてやった

そんな此奴の目の下には濃いクマがあり、少しやつれている気もした

奥のベッドに目をやるとあまり使われた形跡がない


「手前ェ...ちゃんと寝てんのか？」

めぐみ「すいません...。まだ此処が慣れなくて...。」

「...よっと。」


そのまま此奴を横抱きにしてベッドに向かった

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字数足りなくなりそうだったのでここで切ります。

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