私を見てほしい。【番外編】

再び地を歩く1 ページ2

めぐみside
　
久しぶりの非番
　
そんな今日は織田作さんと、幸介くんたちを尋ねに行く前に買い出しをしていた
　
　
「...っと。これぐらい、ですかね...。」
　
織田作「嗚呼、付き合わせてしまったな。」
　
　
私たち2人が持つ袋の中には大量のお菓子と食材
　
食材に関しては織田作さんがフリイダムのおじさんに頼まれたらしい
　
　
幸介くんたち、喜んでくれるといいな...
　
　
しばらくたわいのない会話をしながら歩いていると、織田作さんがある店の前で止まる
　
　
織田作「すまんが、ここで少し待っててくれ。すぐ戻る。」
　
　
と言って入って行ったのは女性ものから男性もののアクセサリーを扱うお店
　
　
「ふぅん、織田作さんもこういうのに興味あるんだねぇ...。」
　
　
そんなことを思いながら、ふと道路を見る
　
目の前には青信号で横断歩道を渡る1人の男の子

　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　

　

　
　
　
　
　
　
　
　
　
＿＿＿＿＿＿＿そしてそこに突っ込む1台のトラック
　
　
　
　
　
　

「危ないっ！！」


考えるよりも先に身体動いた
　
とっさに男の子の身体を押し、歩道に突き飛ばす
　
　
　
　
　


　
ドンっ
　
　
　
　
　
　
　
　
一瞬の浮遊感
　
　
そして身体が地面に叩きつけられる衝撃が走る
　
　
自分から生暖かいものが流れ出るのが分かった
　
　
耳をつんざくような人々の悲鳴
　
　
　
うっすらと目を開けるとそんな私を抱き起こし、必死に声を掛ける織田作さんの顔
　
　
　
　
　
　
　
　
　

　
　
　
「＿、＿...＿＿＿、＿...。」

　
　

　

　

　


　
　
　
そこで私の意識は途切れた

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