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雅side
ずっとそうしてても…ダメだよね…
そろそろ帰んなきゃ…祐が帰って来るまでいる！っていってたもんな…
泊まったホテルのチェックアウト済ませ、お土産買って電車に乗り込んだ…
空いた座席に座り携帯の電源を入れると…
わぁ！
すごい数の智兄からの着信…
智兄にだけ今日の事話してたな…そう言えば…
心配かけちゃったな〜
乗り継ぎの電車を待ってる間に電話をかける
仕事してるか…絵書いてるか…釣りしてるかだな…
なんて思ってたら…
智『は〜い！やっと繋がった〜』
｢ごめんね？｣
智『いいんだよ〜大丈夫？』
｢ふふ♪お見通しなのかな？｣
智『3人だっておいらの大切な弟達なんだからね！そりゃ分かるの』
｢そっか…｣
智『会えたんだろ？』
｢うん！…ｸﾞｽ…｣
やば！止まったはずの涙がまた出て来てしまった
智『大丈夫だよ、雅が親達の記憶を小さくても覚えてたら、親子の絆はず〜と続いてるからさ…』
｢ん…｣
智『ふふ♪よかったね』
｢ん…ありがとう｣
本当…兄には勝てないや…
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作者名：美渚 | 作成日時：2017年6月28日 14時
