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雅side
ごめんね…ちょうどその日は本当の両親の命日だから…
このことは…ずっと前に、久しぶりに会った僕が育った施設の、職員さんから聞いた事…
僕は両親が事故にあい、施設に来る事になったらしいんだ…まだ赤ちゃんだった頃だから覚えてないんだけど…
両親に頼れる親戚も家族もいなかったとか…
それから時が流れ…5歳をすぎた頃…この家の両親に引き取られたみたい…
来た頃の事もあまり覚えてないんだけどね…
翔「雅！雅ってば！」
( ・◇・)？
「な…何？」
翔「どうかしたの？ずーと呼んでたんだよ？」
「ごめんね…ボーとしてた…で、何？」
あまり聞かれたくなくて隠す…
翔「おなかすいた」
時計を見ると12時を指していた
「作るよ、待ってて？」
と言うと成の分のお粥と皆の昼食作りに取り掛かった…
母「手伝うわ」
「ありがとう」
しばらくして出来上がり僕は成にお粥届けに行った
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作者名：美渚 | 作成日時：2017年6月28日 14時
