あそこんチのお二人。

＊33＊ ページ33

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・




JJ｢…は？｣



それぞれのソロ曲に入ったタイミングで
信じられないことを聞かされる




｢だから！
なんでだか…Aさんが、救護室で
診てもらってるって…
お腹？腰だか…打っ…｣




まだマネが言い終わらないうちに
体は走り出していた



全速力で走っているのに
焦っているからか、震えてるからか…



空を切るようで上手く走れない



・



バン…！！！



一番目に入ったのは…



長椅子に座っているA




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思わず



JJ｢ちょっと…
早く呼んで下さい！！救急車…！！｣



声を荒げてしまう



・



A｢ジェジュン…！大丈夫だから｣



JJ｢…どこ？どこが痛い？？｣




駆け寄り抱き締める




A｢大丈夫…｣



JJ｢大丈夫かどうかなんて
っ…！ちゃんと診てもらわないと
分かんない！｣



・



なんだか悠長なAの態度にも
少しイラッときて、
言い方がキツくなってしまう




A｢分かる。｣



JJ｢…だから…｣



A｢分かるんだってば。｣




真っ直ぐに俺を見る



・



A｢だって…お母さんだから。
ずっと、ずっと、一緒にいるから…｣



そう言ってお腹に手を当てた




A｢大丈夫だって…｣



笑った




その姿を見て
一気に緊張の糸が切れた気がした



・




なぁ…



いつから そんな表情をするように
なった？



毎日 見てたのに



毎日 一緒にいたのに



気付かなかった



・



もう、俺だけのAじゃないんだな



母親…なんだな



・



は(笑)



最強のライバル






だけど…



嬉しくって仕方ないんだ




・

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