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アンジェリーナ「じゃぁねぇ〜♪A〜」
「あっ!ちょっ!アンジェリーナってばぁ〜っ!」
アンジェリーナ「傘は後で返してくれればいいからねぇ〜♪」
「ウソでしょぉ〜。。。(泣)」
嬉しそうに彼氏の傘に入って帰って行ったアンジェリーナ
残されたあなたは、アンジェリーナの小さな傘を持ったまま佇んでいました
「なんだよぅ・・・。一緒に帰るって言ったのにぃ・・・」
女の友情はそんなもんなのかねぇ〜。。。
雨は段々と大粒になっていきます
早く帰らないとね!
会社を出ると、そこにはいつものように比与太が尻尾をフリフリあなたを待っています
比与太「Aちゃんっ!お疲れ様ぁ!残業だったの?」
「いいでしょ、別に」
傘をさしてズンズンと駅に向かって歩いて行くあなたと
鞄を頭に乗せて、雨をよけながらあなたを追う比与太
冷たいあなたの返事にもめげずに、一生懸命話しかけます
比与太「あはは(笑)ずっと待ってたら雨降って来ちゃった〜」
「見ればわかる」
比与太「傘買って来ようか迷ったんだけどね。買ってる時にAちゃん帰っちゃったら会えなくなると思って買わなかったぁ〜(笑)」
「ばっかじゃないの」
比与太「あはは(笑)Aちゃんっ!。。。っくしょいっ!」
冷たい雨にぬれた比与太
くしゃみをひとつすると、頭に乗せていた鞄がずれて
もっと雨が比与太に降り注ぎます
「・・・。」
あなたも鬼ではないので(笑)
比与太のくしゃみが気になって、後ろへと振り返ると
そこには雨にぬれて色の変わったスーツに身を包んでいる笑顔の比与太がいました
比与太「Aちゃん、どうしたの?」
さすがに、ちょっと可哀想なので
あなたは傘に比与太を入れてあげることにしました。
「傘。入れば」
比与太「っ!?良いのっ!?」
「さっさとしないと帰るわよっ!」
比与太「ありがとっ!Aちゃん」
「・・・。」
そう言ってあなたの傘に飛び込んできた比与太
比与太「俺が持つからね。傘貸して?」
「おう・・。」
比与太「ふふっ♪相合傘だね〜」
「不本意だけどね」
比与太「あはっ(笑)もっとこっち来て?ぬれちゃうから」
「駅までだからねっ!」
比与太「うんっ!」
そうして駅まで相合傘で歩いて行くあなたと比与太
小さな折り畳み傘には、相合傘も小さすぎて
せっかくの傘も、比与太の片方の肩をびっしょりとぬらしていくのでした。
続く。。。
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裕(プロフ) - marisさん» あ。こんなところにマニアの方がいらしたんですね( ´艸`)次章もよろしくお願いします♪ (2020年2月9日 20時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - alexisさん» 初のオリジナルになります。一応(笑)よろしくお願いします♪ (2020年2月9日 20時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
maris(プロフ) - やっぱりこのシリーズ好き(≧∇≦) 駆け引きがたまらん! (2020年2月9日 2時) (レス) id: a4da8c4472 (このIDを非表示/違反報告)
alexis(プロフ) - 裕さん» って、まだ途中まででしたw 続きを読んできます!o(^o^)oウキウキ♪ (2020年2月8日 23時) (レス) id: 25d3b6e52c (このIDを非表示/違反報告)
alexis(プロフ) - 裕さん» 裕さま!スマホ初期化して再設定中です!そうですかぁ、タイトルを…直球ですねー(^o^) ぴよた頑張れー!しかし…ヒロインも、、、男子がマジで頑張って、心底頑張ってるって貴重ですよー← (2020年2月8日 23時) (レス) id: 25d3b6e52c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:裕 | 作者ホームページ:http://id29.fm-p.jp/279/jjhh/
作成日時:2020年2月7日 12時