第2ラウンド開始編 ページ34
ウィ〜ン。。。
自動ドアを抜けて外に出ると、もう空は陽が落ちて
季節が移り行くことを肌で感じるようになりました
「ちょっと寒いかもぉ〜。早く帰ってお風呂入ろ〜っと」
肩を窄めて歩くあなた
そこへ
『Aちゃぁ〜ん!!』
「・・・。」
聞き覚えのある。。。声
嫌な予感。。。
立ち止まり、ゆっくり後ろへと振り向くと
そこには
「っ!?」
なんということでしょう!
ボディーブローを喰らわせたはずのチャラ男が嬉しそうに走ってやってくるではありませんかっ!
比与太「Aちゃんっ!お疲れ様ぁ!」
「なっ!?なんであんたがここにいるのよっ!?」
比与太「Aちゃんに会いたくて。会いに来ちゃった♪っふ♪」
「おいおいっ!どうしてあんたが私の会社を知ってるんだって聞いてんのっ!!」
比与太「先輩に聞いちゃったっ♪えへっ」
「オーマイガー。。。」
あなたはその場に頭を抱え込んでしゃがみ込んでしまいました
まるで悪い夢を見ている様です
比与太「Aちゃん」
「ぁんだよ・・・」
比与太「好きだよ。俺・・・Aちゃんが好き」
「私はキライ」
比与太「何度振られても俺、諦めないって決めたんだぁ」
「やめてよ、その嫌がらせ。。。」
比与太「だって好きなんだもん。Aちゃんのこと考えると夜も眠れないくらい」
「私だって眠れないわよ・・。あんたから嫌がらせ電話が来るから」
比与太「いつかAちゃんが俺を好きになってくれるまで、俺頑張るから」
「そのやる気を他で活かせっての」
比与太「クラブ遊びもしないし、女の子とも会わないし連絡も取らない。
合コンも行かないし、えっちなDVDも見ないっ!」
「知るか」
比与太「Aちゃんだけを見るから。Aちゃんの事だけ考えるっ!
Aちゃんの事を考えてヌ。。。」
「おぉぃっ!!」←やっと立ち上がった。
良からぬことを言いそうになった比与太を止めるべく立ち上がったあなた
怒りの形相のあなたにたいして、比与太は。。。
比与太「っふ♪Aちゃんの顔がやっと見れた♪カワイイっ!大好き♪」
打たれ強いな、比与太。。。
「・・・悪夢だわ」
比与太「Aちゃん♪っふ//」
かくして、あなたと比与太の戦いに
再びゴングが鳴ったのでありました。。。
続く。。。
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裕(プロフ) - marisさん» あ。こんなところにマニアの方がいらしたんですね( ´艸`)次章もよろしくお願いします♪ (2020年2月9日 20時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - alexisさん» 初のオリジナルになります。一応(笑)よろしくお願いします♪ (2020年2月9日 20時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
maris(プロフ) - やっぱりこのシリーズ好き(≧∇≦) 駆け引きがたまらん! (2020年2月9日 2時) (レス) id: a4da8c4472 (このIDを非表示/違反報告)
alexis(プロフ) - 裕さん» って、まだ途中まででしたw 続きを読んできます!o(^o^)oウキウキ♪ (2020年2月8日 23時) (レス) id: 25d3b6e52c (このIDを非表示/違反報告)
alexis(プロフ) - 裕さん» 裕さま!スマホ初期化して再設定中です!そうですかぁ、タイトルを…直球ですねー(^o^) ぴよた頑張れー!しかし…ヒロインも、、、男子がマジで頑張って、心底頑張ってるって貴重ですよー← (2020年2月8日 23時) (レス) id: 25d3b6e52c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:裕 | 作者ホームページ:http://id29.fm-p.jp/279/jjhh/
作成日時:2020年2月7日 12時