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比与太を見上げているあなたに気付いた比与太
比与太「っ・・ん？」
「・・ううん」
比与太「っ・・・」
自分を見上げているあなたにキュン♪としてしまった比与太
平静を装っていますが、全身は蕩けてしまいそうです
一方、じっと見上げていた比与太と目が合ってしまったあなたは
なんだか言いようのない気持ちで目を逸らしました
しかし、良い匂いのする比与太の腕の中にまだ居るあなたは
自分の感情が何なのかを冷静に考えていました
その時
キキキィ―――っ・・・
電車は席のホームに着くとぞろぞろと電車を降りていく人達
それまで満員だった車内に少しの隙間ができ
あなたは比与太から離れようとしました
けれど、降りる人がいれば乗る人もいる
すぐさま今度は駅から車両に乗り込んでくる客によって
また少し窮屈にになっていきます
比与太「Aちゃん？こっち」
「うん」
比与太に手を引かれるまま、反対側の乗車扉へ移動したあなた
そこでもあなたを比与太が守るように、さっきと同じ体勢で吊り革に掴まる比与太
ドアが閉まりかけたところで、駆け込み乗車をしてきた女子二人が
車内に乗り込んできました
プシュー・・・
ガタッ・・・
扉は閉まり、また車両が動き始めると
あなたを抱きしめている比与太の腕の力が強くなりました
乗車客の中では、背が高い方の比与太
さっき開いていた扉を背にして、揺れる度に乗車客に押される事から
必死にあなたを守っています
動く前に移動したあなたは、背中に反対側の扉があり
扉と比与太に挟まれているような場所で、揺られていました
比与太「Aちゃん？苦しくない？」
「大丈夫」
比与太「うん」
あなたをとても気遣っている比与太
足を踏まれても、背中にエルボーをくらっても
決してあなたを離そうとはしませんでした
そんな時
『あれっ？比与太じゃんっ』
車内から女の子の声でそう聞こえたあなた
顔を上げると、比与太もまた声のした方に顔を向けている様でした
女子１「マジでっ！ホントだっ！比与太〜！」
女子２「あははっ(笑)何してんのっ！？比与太」
その声の主の方へと顔を向けると、如何にもなギャル二名
あなたの苦手な感じです
ギャルはどんどん近づいてきます
キツイ、香水の匂い。。。
うげっ・・・。
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裕(プロフ) - marisさん» あ。こんなところにマニアの方がいらしたんですね( ´艸｀)次章もよろしくお願いします♪ (2020年2月9日 20時) (
レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - alexisさん» 初のオリジナルになります。一応(笑)よろしくお願いします♪ (2020年2月9日 20時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
maris(プロフ) - やっぱりこのシリーズ好き(≧∇≦) 駆け引きがたまらん！ (2020年2月9日 2時) (レス) id: a4da8c4472 (このIDを非表示/違反報告)
alexis(プロフ) - 裕さん» って、まだ途中まででしたw 続きを読んできます！o(^o^)oウキウキ♪ (2020年2月8日 23時) (レス) id: 25d3b6e52c (このIDを非表示/違反報告)
alexis(プロフ) - 裕さん» 裕さま！スマホ初期化して再設定中です！そうですかぁ、タイトルを…直球ですねー(^o^) ぴよた頑張れー！しかし…ヒロインも、、、男子がマジで頑張って、心底頑張ってるって貴重ですよー← (2020年2月8日 23時) (レス) id: 25d3b6e52c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：裕
| 作者ホームページ：http://id29.fm-p.jp/279/jjhh/
作成日時：2020年2月7日 12時
