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比与太「初めましてっ!!わたっ!わたくしっ!平原比与太と申しますっ!」


いつもより高めの声で挨拶をした比与太


またしても兄はそれを見て笑いをこらえています。



父「初めまして。Aの父です。

いつもAがお世話になっているようで」


にこやかにそう言って比与太に近付く父(身長190cm)


シュッと頭を上げて姿勢をただした比与太は

目の前に来たAさんのお父さんに言葉を無くしていました。


父「今日はわざわざ来てくれて有難う。

せっかくの休みの日なのに悪いね」



昔、元ヤンだったことが嘘のような穏やかな笑顔


その顔はAさんに少し似ていて、比与太は胸の奥がきゅうっとなりました。


比与太「そんなっ!こちらこそ僕の我儘で急にこちらに伺わせていただきまして

お時間つくって頂いて、本当に有難うございます」



再びの深いお辞儀に、お父さんは微笑みながら『まぁ座ってください』と比与太に言いました。


テーブルを挟んで父母と向かい合う比与太とAさん


そして、お誕生日席にはお兄さんが座り

少しずつ会話が続いていきました。



母「駆と同じ職場なのよね?」

比与太「はいっ!駆先輩にはいつもお世話になっていまして」

兄「そうそう」

「認めんのか」

父「Aとは駆の紹介で?」

比与太「あー……そうですね。先輩の部屋に行ったら、偶然Aさんがいらっしゃってて……」

兄「そうそう」

「……そうそう。」

母「比与太君、イケメンだものね〜!モテるでしょ?」

比与太「あ……いやっ……そんなことは……あはは」

父「俺も背が高いけど、比与太君も高いね!こりゃモテるだろうなぁ〜!あはは(笑)」

兄「そうそう」

「私はノーコメントで。」

母「比与太君は、ご兄弟は?」

比与太「弟が一人います。今は実家で母と弟で二人暮らしです。」

父「お母さんはとても人気の料理研究家だものね!

いつもお忙しいんだろうね」

比与太「好きなことを毎日楽しそうにしています」

母「まぁっ!ステキ!憧れちゃうわね〜♪」

「「「あははははっ!!」」」



世間話のような、こんな穏やかな会話が続くなか

お母さんは今日比与太がここに来た理由をたずねました。


母「比与太くんは、Aとはどういうお付き合いをこれからしていこうと思っているの?」


ニコニコと。穏やかではあるけれど

それはどことなくピリッとした雰囲気を感じ取った比与太


比与太「僕は、本気でAさんと結婚を前提にお付き合いしています!」

・・・3→←お初にお目にかかります編1



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alexis(プロフ) - 裕さん» 類ともなんでしょうか??(^^*) (2021年1月27日 23時) (レス) id: 25d3b6e52c (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - alexisさん» 宜しくお願いします! (2021年1月26日 15時) (レス) id: 266230131b (このIDを非表示/違反報告)
alexis(プロフ) - 裕さん» ピーちゃん!やったね!高いハードルをまた超えました!!裕さま、こちらでもよろしくお願いいたします! (2021年1月21日 7時) (レス) id: 25d3b6e52c (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - alexisさん» ヤーマダ。何気におっちょこちょいキャラw (2021年1月19日 15時) (レス) id: 266230131b (このIDを非表示/違反報告)
alexis(プロフ) - 裕さん» パイセン、素敵です!……胸もデカいし……て、え? ヤーマダくん、頑張ってレベルアップ! (2020年12月30日 0時) (レス) id: 25d3b6e52c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作者ホームページ:http://id29.fm-p.jp/279/jjhh/  
作成日時:2020年6月23日 15時

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