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山田「なんだよ……凄すぎるな……二人とも」
背中に悪寒を感じたヤーマダ
この二人を怒らせると大変なことになると皆良く理解している上での会社のなかでの存在感なのかと
ヤーマダも良く理解しました。
山田「それって、本社の皆知ってること?」
「基本うちの課は知ってるけど、他はどうだろうね?」
アンジェリーナ「でも、彼は知ってた。なんか、都市伝説的な話しになってるみたいだけど(笑)」
山田「それで良くアンジェリーナの彼は声かけたな?アンジェリーナに」
アンジェリーナ「頼もしくて可愛いんだって♪あたしのこと〜ぉ」
山田「ふぅーん。」
「パイ乙もカイデーだしな」
山田「あはは(笑)」
アンジェリーナ「欠点がないってさ♪」
「イイ人見つけたな、アンジェリーナ」
アンジェリーナ「私もそう思うー」
「「あははははっ!」」
凄いことをしたはずなのに、なんて事なく笑ってる二人を見て
ヤーマダは自分はまだまだだと思うのでした。
それと同時に、こんな二人と同期であった自分を誇らしく感じていました。
山田「なぁ?明日からA達とお昼食べても良い?」
アンジェリーナ「女子に囲まれるの嫌なの?」
山田「なんだか今日で懲りた感じ」
「あはは(笑)別に良いけど。」
山田「そう言えば、今日何食ってたの?あれ、社食のメニューじゃないでしょ?」
「近くに売りに来てるお弁当やさんよ。美味しかったよね!アンジェリーナ〜!」
アンジェリーナ「美味しかった!ダッシュしたかいあったわ!」
山田「へぇー」
女性社員に囲まれて愛想笑いをしている時よりも何倍も楽しいこの時間に
ヤーマダは体の芯からリラックスしていくようでした。
散々焼き鳥を食べ、お腹がいっぱいになった三人
まだ月曜日ということもあり、早めに解散することに。
まだ時間に余裕もあり、皆は電車で帰ることになって駅に向かいました。
アンジェリーナ「じゃあねー!私向こうだから」
「うん。じゃあまた明日〜」
アンジェリーナさんは違うホームに行ってしまって、Aさんとヤーマダは二人で同じホームに向かいました。
「ストレス発散出来た?」
飲みに行く前はゲッソリとしていた山田の顔も
今は何事もなかったかのようにけろっとしています。
山田「あ、忘れてた。ストレス」
「また行こうね!山田の奢りで」
山田「また奢りかよっ!ん……良いよ、奢ってやるよ」
「ラッキー♪」
喜ぶAさんを見て、ヤーマダも嬉しく感じていました。
山田「今度はどこ行きたい?」
「フランス料理のフルコース」
山田「容赦ねぇーな、Aは……。」
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alexis(プロフ) - 裕さん» 類ともなんでしょうか??(^^*) (2021年1月27日 23時) (レス) id: 25d3b6e52c (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - alexisさん» 宜しくお願いします! (2021年1月26日 15時) (レス) id: 266230131b (このIDを非表示/違反報告)
alexis(プロフ) - 裕さん» ピーちゃん!やったね!高いハードルをまた超えました!!裕さま、こちらでもよろしくお願いいたします! (2021年1月21日 7時) (レス) id: 25d3b6e52c (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - alexisさん» ヤーマダ。何気におっちょこちょいキャラw (2021年1月19日 15時) (レス) id: 266230131b (このIDを非表示/違反報告)
alexis(プロフ) - 裕さん» パイセン、素敵です!……胸もデカいし……て、え? ヤーマダくん、頑張ってレベルアップ! (2020年12月30日 0時) (レス) id: 25d3b6e52c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:裕 | 作者ホームページ:http://id29.fm-p.jp/279/jjhh/
作成日時:2020年6月23日 15時