・・・2 ページ50
比与太「はぁ〜……これからどうすん……あれっ?銀次は?」
呑気に着替えをして戻ってきた比与太
リビングには銀次くんがいるとばかり思っていたのに
そこにはAさんだけしか居ませんでした。
「銀次くんねぇ、イメチェンしに行ったみたい」
比与太「イメチェン?」
「うん。イメージチェンジね」
比与太「イメチェンの意味は知ってるけど……なんで急に?」
Aさんに詳しく事情を聞くと、比与太は大笑いしてソファに倒れました。
比与太「あっはっはっ!ヤ◯ザみたいって言っちゃったんだー!?あっはっはっ!(笑)
つーかなんでアイツ素直に聞き入れてるんだよっ!
アイツ怒らせないでそこまで言えるのAちゃんしかいないねっ!!あっはっはっ!!
ヤバッ!涙出てきた……あっはっはっ!(笑)」
とても楽しそうな比与太を見て、『良かった良かった』と頷くAさん。
今日の告白は多分上手くいくものと確信をしていました。
比与太「もぉー、本当にAちゃんは最高だなぁ〜。
アイツ目の前にしてそこまで言える女の子ってなかなか居ないよ。
……ありがとね、銀次のために」
今まで大笑いしていた比与太ですが
Aさんも本当に銀次くんの恋を応援している事が分かっているから
その気持ちが嬉しかったのでした。
「比与太も何で言ってやらないのよ?銀次くんに」
比与太「えっ?」
「比与太って自分に似合うものをよく知ってて、それをちゃんと着こなしてる。
だから女の子達にも人気だったわけでしょ?」
比与太「あ……いや、Aちゃん?」
「銀次くん親友なんだから、比与太ももっと早くアドバイスしてあげれば良かったでしょ?
銀次くんは元々イケメンなんだから!身長だって高いし!
ただセンスが悪いだけなんだから!」
納得できないAさんは、比与太にくってかかりました。
すると比与太
比与太「銀次は今まで誰のアドバイスも聞き入れたことないんだよ」
「え?」
比与太「俺も学生の頃から何度もアイツに似合いそうな服とか勧めてきたけど
それ聞き入れたこと一度もなくて」
「……なんで?」
比与太「嫌なんだって。他人に何か指図されて自分を変えるのが。
……だから、Aちゃんは本当に凄いんだよ」
比与太の言葉に、あなたはその勢いがピタッと止まりました。
・
次章へ続きまーす!
125人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
裕(プロフ) - alexisさん» スゲー頑張ります(笑) (2020年6月23日 12時) (レス) id: 266230131b (このIDを非表示/違反報告)
alexis(プロフ) - ガンバレ!銀次くん!(≧▽≦) (2020年6月22日 19時) (レス) id: 25d3b6e52c (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - むーんせーらーさん» あらあら♪私の当初のイメージも同じ方です( *´艸) (2020年6月22日 13時) (レス) id: 266230131b (このIDを非表示/違反報告)
むーんせーらー(プロフ) - 私の中のヤーマダは 山田涼介君になりまちた (^-^ゞ (2020年6月11日 23時) (レス) id: 72f9e7a7c2 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - リゼ@純粋少女さん» あらやだ!嬉しい♪ありがとうございます♪ (2020年6月2日 10時) (レス) id: 266230131b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:裕 | 作者ホームページ:http://id29.fm-p.jp/279/jjhh/
作成日時:2020年3月30日 12時