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Aさんの顔の位置にあわせて屈んだ比与太
とても近い距離で見つめ合うAさんに
比与太は囁くように言いました。
比与太「ずっとAちゃんの近くにいられる」
そう言うと、比与太はゆっくりとAさんにキスをしました。
チュッと優しく触れるだけのキスですが
比与太は身体中がキュンキュンとしてたまりません。
辛抱たまらず、比与太は再びAさんをぎゅうぎゅうと抱きしめました。
一方Aさん
"なんか甘い雰囲気になってんな"と
他人事のように思っていました。
この後は比与太の部屋へ行くのか?
それとも、どこかへデートに行って
それから比与太の部屋へ行くのか?
どちらにせよ、今日は『お泊まり』という目的があるから
比与太もいつもよりずっと甘い雰囲気なのかもしれない……
と、頭の中で分析をしているAさん。
比与太「んっふ♪」
「・・・。」
"こんなテンションの比与太の部屋に行ったら
直ぐに押し倒されてしまうのではないか?"
そんな危機感が湧いてきました。
「ゾワゾワゾワ。。。」
。。。直ぐに押し倒され
熱烈なちゅーをされ
ポイポイっと服を剥ぎ取られ
アレヨアレヨとベッドの上に放り出され
アクロバティックに比与太の手の上で転がされて。。。
どう考えても普通に終わるはずがない。
「ゾゾゾゾゾ。。。」
比与太「ん?Aちゃん?どしたの??寒いの?」
寒気がしてぶるぶるっと震えたAさんに気付いた比与太でしたが
「えっ?あ、いや・・・その〜・・・トイレーっ!」
比与太「あっAちゃん!・・・」
誤魔化すように比与太から離れてトイレに駆け込んだAさん
バタンっ!
「・・・もしかして
とんでもないヤツを彼氏にしちゃったのではないだろうか・・・」
いまさら〜〜〜〜〜
用を足しながら考え込み、水を流してトイレを出たAさん
するとドアの前で比与太がAさんのお泊まりバッグをもってニコニコしながら待っていました。
「ヒィッ!?」
比与太「Aちゃん?スッキリしたぁ?っふ♪
そろそろいこうっか!ね♪」
比与太はただ純粋にAさんに微笑んでいるだけなのですが。。。
「出たな!この悪魔の微笑みめぇっ!!なに企んでやがるんでぇ!!」
比与太「えっ?はっ?えっ?」
すっかりファイティングポーズのAさん
比与太「なになにぃ?なんでぇ〜?(泣)」
比与太・・・不憫。
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裕(プロフ) - alexisさん» スゲー頑張ります(笑) (2020年6月23日 12時) (レス) id: 266230131b (このIDを非表示/違反報告)
alexis(プロフ) - ガンバレ!銀次くん!(≧▽≦) (2020年6月22日 19時) (レス) id: 25d3b6e52c (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - むーんせーらーさん» あらあら♪私の当初のイメージも同じ方です( *´艸) (2020年6月22日 13時) (レス) id: 266230131b (このIDを非表示/違反報告)
むーんせーらー(プロフ) - 私の中のヤーマダは 山田涼介君になりまちた (^-^ゞ (2020年6月11日 23時) (レス) id: 72f9e7a7c2 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - リゼ@純粋少女さん» あらやだ!嬉しい♪ありがとうございます♪ (2020年6月2日 10時) (レス) id: 266230131b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:裕 | 作者ホームページ:http://id29.fm-p.jp/279/jjhh/
作成日時:2020年3月30日 12時