大嫌いって言わないで４

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比与太｢銀次？もう余計なことは言うな。｣


ワナワナと拳を作り、グッと堪えながらも顔をひきつらせながら銀次くんにお願いする比与太

もうこれ以上Aさんを自分の仲間に接触させたくない思いでいっぱいです。


だって比与太の全てを知っている人達ですからね〜。


銀次｢え？これで良いんだよね〜？｣

｢あ！そうそう。それです♪｣


そんな比与太の傍らで

呑気にライン交換している銀次くんとAさん


銀次｢じゃあコイツが変なことしたらいつでも連絡してね！シメテヤルから｣

｢はーい♪｣

比与太｢銀次ーっ！？｣

銀次｢あ。比与太怒ってるから戻るね！じゃあまたね〜♪｣

｢はーい！焼きそばご馳走さまでーす！｣

比与太｢銀次っ！！コラァッ！！｣


そそくさと行ってしまった銀次くん


お怒りの比与太の手から焼きそばの入ったビニール袋を取ると

Aさんは比与太を見上げて言いました。


｢一緒に食べよっ♪｣

比与太｢ゴラァ！銀っ・・・うんっ！食べよっか♪｣


Aさんの可愛いスマイルに瞬時に機嫌が直った比与太は

また芝生に座ってAさんと二人でひとつの焼きそばを食べ始めました。


｢比与太？あーん｣

比与太｢えぇっ！？・・・あーん・・・っ！？｣


Aさんが比与太のお口に焼きそばを入れてやると

比与太は眉毛を思いっきり下げてモグモグしています。


比与太｢(あぁ・・・なんて美味しいのだろう、この焼きそば♪銀次に感謝！)｣


良かったね！銀次くん♪


｢美味しい？｣

比与太｢うんっ！おいひぃ♪｣

｢じゃあ私もぉ〜♪｣


自分で山盛りの焼きそばを箸で掴んで口に入れたAさん


｢うん！おいひぃ♪｣


一口が、でけぇ。


そんなラブラブな時間を過ごし、二人はまた公園を歩き始めました。

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