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ジュ〜!っと、フライパンの音だけが響くキッチン

あなたは比与太の背中に話しかけるように

調理台に凭れながら俯き、ボソボソと呟きました。


「好きだから、彼には幸せになって欲しかった・・・。

私は彼の夢には邪魔なだけだったから。


でも・・・辛くて、辛くて。

あんな思いするんだったら、もう恋人なんていらないよ。
好きな人が目の前から居なくなるってことが・・・あんなに辛いことだったなんて、知らなかった」

比与太「・・・。」



大好きなあなたの辛い過去を知って

胸が痛むと共に、どうしようもない嫉妬心が沸き上がった比与太


こんなにも好きで、大好きで

少しも振り向いてはくれないあなたが、過去に一人だけ愛した恋人に

名前も顔も知らない、そんなあなたの元カレに

比与太は泣きそうなほどに嫉妬していました。


ピッ!


コンロを止めて、食材を炒めていたヘラをフライパンにそっと置くと

比与太はゆっくりと振り向き、俯くあなたをそっと抱きしめました。



「っ・・・」

比与太「俺は居なくなったりしないよ。

Aちゃんが嫌って程そばに居るよ。ずっと。

だから・・・俺を好きになってよ。

Aちゃんに辛い思いなんてさせないから」



比与太の心からの想いでした。

比与太の腕のなかで、その想いを聞いていたあなた

本当はずっと寂しくて、なのに、誰かの温もりを求めることが怖かった。

心を許した後に、もしもまたその人を失うことになったら・・・

その想いがあなたの気持ちにいつもブレーキをかけていました。



「口ではなんとでも言える」

比与太「約束する。Aちゃんを悲しませることはしない」

「遊び人の言うことなんて信じない」

比与太「信じてもらえるように、一生かけて頑張るから。

だから・・・側で見ててよ。

俺の側で、ずっと見てて」

「っ・・・」



抱きすくめられて囁かれた言葉

遊び人だった比与太の言葉をすぐに信じてはいけないと思う一方で

信じてみようとも揺れるあなたの気持ち


「っ・・・ッフ・・・フフッ・・・ッ」


ずっと張っていた気が、比与太の温もりで少しだけほどけていくように

あなたの頬を温かい涙が伝っていきました。



比与太「Aちゃん・・・。そばに居て?ずっと。

俺の側で、ずっと憎まれ口を言い続けててよ。

Aちゃんが俺を好きって言ってくれるまで、ずっと受け止めるから。

何度振られても俺・・・Aちゃんに"好きだ"って言い続けるから」

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(プロフ) - alexisさん» ぴよた、人並みになってきましたね( ´艸`) (2月16日 2時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
alexis(プロフ) - 裕さん» この微妙な関係性……( ̄∇ ̄) ぴよたょ、人はそう簡単に変われないけれど、一途なところを持ち合わせるヒロインに惚れさせることは〜〜〜〜? (2月13日 20時) (レス) id: 25d3b6e52c (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - alexisさん» まだ『好き』が無い時点での『努力』ですけど(笑) (2月12日 20時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - みぃなさん» ちょっと独特ですけどね〜(笑) (2月12日 19時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
alexis(プロフ) - 裕さん» ちょっと、誠実になろうとしてるところが認められた、かな?( ̄∇ ̄) 頑張れぴよた!頑張れヒロイン← (2月12日 12時) (レス) id: 25d3b6e52c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作者ホームページ:http://id29.fm-p.jp/279/jjhh/  
作成日時:2020年2月8日 11時

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