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Episode 3-11 ページ3

後ろでクスクスと笑う骸クンに私は慌てて
イレイザーさんの手を解く。





「ちょっと骸クン!?」


「いえいえ……貴女の流されやすい体質は
いつ見ても面白可笑しいですよ?」


「辞めてよ…別に今のは流されてなんかないし。
私の意思で手を取ったんだからね!!」


「そういうことにしておきましょう。」






そりゃ、満場一致で認めているなんて言われたら
少しは揺らいだよ??




……でも私はマフィア。





私の本質は裏社会に有る。





「…帰るまでだもん。」





……私の世界へ帰るまでのままごと。
ちゃんと理解している。





「それじゃあ、春…Aで待っている。」


「わざわざ、ありがとうございます。」


「じゃあな。」






言うだけ言って帰っていくイレイザーさんに
私は封筒を開ける。



取り出した1枚目の紙にデカデカと合格の
2文字を見る。




……やれば出来る子なんだよ私は!!←






「春までに帰れたらどうするのですか?」


「そんなの聞くまでも無いでしょ。
帰るに決まってるよ。」


「……楽しそうにそれを見ている自覚はありますか?」


「あるよ……帰るまでは私は此処の人間として
生きて行く必要がある。
それだけだよ…だから、今だけはヒーローの卵として此処を謳歌する。」






言われなくとも私は私のままだよ。
心配しなくても大丈夫。
帰りたくないなんて1度も思ったことなんて無い。



何事も無く終える為に、この世界のルールに則るだけの話しだ。




「骸クンは心配性なんだから…。」


「貴女の危うさに気を取られているのですよ。」


「それを心配性っていうの。
……私は自分の存在をこれでもよく理解しているつもりだよ?
私はヒーローにはなれない。
なんてったって裏社会を統べるマフィアの一員だからね。」






ニコリと笑って骸クンを見る。
大丈夫、私は変わらない。
私は私のまま此処で生きる。
ヒーローの成り損ないであっても私は私。




この手が赤く染まっている限り私にヒーローは務まらない。




だから、骸クンの恐れていることにはならない。

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設定キーワード:ヒロアカ , REBORN , 僕のヒーローアカデミア   
作品ジャンル:アニメ
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黒揚羽(プロフ) - REBORNもヒロアカも好きでこの作品の更新が楽しみです!頑張ってください! (10月6日 11時) (レス) id: f47ff8eb85 (このIDを非表示/違反報告)
ますしん - 唄詠さん» 更新嬉しいです!主人公かっこいいですね…さすがマフィア。これからの行方が楽しみです!! (9月30日 23時) (レス) id: 507875b85f (このIDを非表示/違反報告)
唄詠(プロフ) - むーちゃんさん» ありがとうございます!!頑張ります!!(- - )ヾ (9月10日 23時) (レス) id: ea4e738573 (このIDを非表示/違反報告)
むーちゃん(プロフ) - この作品とっても面白いです!更新頑張ってください!応援してます!! (9月10日 3時) (レス) id: 1d65e0e366 (このIDを非表示/違反報告)
唄詠(プロフ) - 秋が生きやすいさん» ご指摘ありがとうございます!! (8月19日 2時) (レス) id: ea4e738573 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:唄詠 | 作成日時:2019年8月17日 16時

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