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Episode 11-16 ページ8

分からない事ばかり。



それでいて彼等の努力する姿を見るのは少しだけ心地良い。




ひたむきに、ひたすらに頑張る勇姿を…背中を見ると懐かしくそして息苦しい。




だけどその息苦しささえも好ましく思える。





「嘗ての私がそうだったから……なのか?」


「…白雪さん??」


「あぁ、すまない…何でもないよ。
ちょっと考え事をしていてね?
もしかして何か口走ってしまっただろうか?」


「えっと…その、特には?あ、でも嘗てってどういう意味なのかな?今は…違うの??」






いや、全然口にしてしまってたわ。
特には?じゃないよ、全然言ってるよ!!



めっちゃ気を遣わせてる!!
なんかゴメンね意味深地味た事言って!?






「今ちょっと休憩中なんだよね〜。
いや、もちろんやるべき事はしてるけどさ?
ただちょっと今は…うん、おやすみ中なの。」


「僕とは真逆だね…。」


「あぁ…そうなのかもね。
今までずっと全速力で走ってた私とこれから先、立ち止まる事を赦されないキミ……正反対だ。」



「白雪さんは何でも知ってる人みたいだ…。」






恐ろしいかい?


自分の秘密を知られるのは。


そうだね…そうだとも恐ろしいとも!!




……だから私はこうやって口を閉ざしているのだから。






暴きたい訳じゃないんだ。
でも、聞こえてしまうものは仕様が無くて視えてしまうものもどうしようも無いだろ?





「望んでそうなってしまったワケじゃないんだから。」


「……ぇ?」


「あ、これも真反対だね?望まなかった私と望んで手にしたキミだ。」


「それって…どういう……?!」


「大丈夫、私は口は堅いからね。
安心して今まで通り励むといいよ。」






そう、私は暴きたいワケじゃないんだよ。



聴きたくなくとも視たくなくとも…。



どんなに否定しても拒絶しても。





私は知り得てしまうんだ。









____せめてこのくらいの意地悪くらいしてしまっても許されるだろう?









そうじゃないと割に合わないってものだ。
なんたってタダで知ってしまうわけではないからね?




身体に鞭打った代償に手に入れる情報だ。
それこそ望んだわけでもないのにね…。

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設定キーワード:ヒロアカ , REBORN , クロスオーバー   
作品ジャンル:アニメ
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printemps(プランタン)(プロフ) - わぁ、的確… (5月5日 13時) (レス) id: a86d5a1323 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:唄詠 | 作成日時:2020年4月1日 19時

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