45 ページ45
.
…ただ
ただ手を繋いでるだけなのに
どうして私の胸はこんなに
…音を立てているんだろう……
どうしてこんなに私の胸は
…あったかくなってるんだろう………
みっくんの後ろ姿を見つめながら
自分の中で生まれた感情に
この時私は
確かに気付いて……
そして…
…戸惑った………
.
.
──宏光side──
薬局で頭痛薬を買って店に戻る時
歩道は金曜ってこともあってか
酔っ払いたちで溢れていた
Aちゃんに酔っ払いがぶつかって来そうになったから慌てて腕を引っ張ると
勢い余って俺の胸にAちゃんの肩が触れた
ふわっと香るAちゃんの甘い香り
「あぶないから…」
と手を差し伸べてもなかなか繋ごうとしないAちゃんの白くて華奢な手をとって
オレ達は歩き出した
…心臓がバクバクいってる
きっと顔も赤いから
Aちゃんの方を振り返れないオレ
.
.
お店のエレベーターの前に着いて
繋いでる手を解こうとしたら
…いつの間にかAちゃんがオレの手を
ギュッと握り返してくれていたことに気付いた
繋がれたままの手を見つめると
Aちゃんがハッとして離れた
「…Aちゃん
さっきのカレーごめんね？
もう大丈夫？」
『…うん。もう平気…』
「んふふっ。よかった…」
『…みっくんの味覚はおかしいとゆうことが分かりましたっ』
「んははははっ
……ん。
みんな待ってるから…行こ？」
テラス席に着くとみんながソファーを開けてくれて横になってる千賀に薬を飲ませた
「ほんとすいませ〜ん！！」
と辛そうな顔の千賀
「大丈夫だよ…すぐ良くなるよ」
さて…
まっきーに命じられた任務を遂行すっか
藤ヶ谷と酔っ払いを分け合って
みんなが無事に帰れそうか確認…
横尾先輩とさち先輩が一緒で
結構酔ってる広沢さんは藤ヶ谷
千賀はオレ
二階堂はりこちゃんを送ってってくれるってゆうから任せて…
あとはまっきーとAちゃん…
Aちゃんはオレ達と一緒にタクシーだな…と思ったら
「Aは今日うち泊まるので〜
私たちは二人でタクって帰りま〜す！」
と まっきーが言った
あ…
今日泊まるんだ？
…そっか
Aちゃんと話したかったけど
…仕方ないよな
「…よし！
ではみなさ〜ん！お疲れ様でした！
気を付けて帰って下さい！
おうちに着くまでが飲み会ですよ♪ 」
なんて言ってお開きにした
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 801人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「Kis-My-Ft2」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
かづき☆(プロフ) - まぃさん» まぃさんこんにちは☆コメントの通知が来なくて(´ε｀；)今頃気付いてすみません。ちょうど私も読み返していて 初々しいなぁ〜懐かしいなぁ〜と感じてました。是非お時間があるときに読んでみてくださいね(*´∀｀)-３ (2017年6月19日 14時) (
レス) id: efe5e07596 (このIDを非表示/違反報告)
まぃ(プロフ) - かづきさんこちらもお邪魔してます( ´艸｀)ﾜﾗ長い作品なんですね〜♪時間をかけて読ませて頂きますね( ´艸｀)ﾜﾗみっくんとのラブラブ、楽しみますヾ(o´∀｀o)ﾉﾜﾗ (2017年6月13日 21時) (レス) id: 05c98cfb54 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：かづき☆
| 作成日時：2016年8月19日 23時
