はりきり ページ5
このホテルは食事が出ません。
と、サンドイッチを頬張るおじいちゃんに言われました。
そして選択肢。
カレー
外食
コンビニ飯
下２つはポケモンに得がない為、カレーを作ることにした。
ワイルドエリアで。
わぁすごいねテントが沢山。
皆キャンプしてるよ。
あはは、なんて笑っている場合ではありませんでした。
奥の草むらからイワークが飛び出て来た。
さて、ここからは私の葛藤です。
ポケモン二匹を連れて猛ダッシュ。
イワークのおぞましさはシンオウで理解出来てるので逃げるしかない。
私のポケモンは言うならとても弱い。
とてよわだ。
そして寒いってどゆこと？
二匹抱えてダッシュはあまりにも腕も足もきつい。
二匹合わせて約30kg。
弟をだっこしてる気分。
そして石に躓いた。
走馬灯が見える。
昼見たあのイケメン。
ああもう嫌。
死ぬ前にチッスの一回はしたかった。
蹲っていわなだれの覚悟をする。
けれどいくら待っても攻撃は来ない。
それどころか、嬉しそうなポケモンの声も聞こえる。
フカマルの声だ。
私に一度だって聞かせたことない声。
半泣きで顔を上げると
「まだこんなとこにいたのかよ」
へらりと笑うイケメンがいた。
ここまで来たらもう運命である。
「あああああありがとうございます命の恩人ですすすす」
テンパってうまく喋れないし、重たいであろうフカマルとモノズを抱きかかえ走りさろうとする。
「あっ、オイ待て！」
静止の声にピタリと止まる。
私こんなに従順だっけ？
軽く走ってこちらへ来るイケメンが言う。
「お前のポケモン、腹減ってるらしいしオレさまのトコのキャンプで食ってけよ」
どうやら芋女をイケメンが誘ってきたようで。
二つ返事でOKした。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 94人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ポケットモンスター」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
御影山茜 - ？？？？？？？？？？？？？？？る？？？？？？？？？？尊すぎるよなぁ？？？？？？？？な？？？？？？？ (2020年1月24日 11時) (
レス) id: a2c93f41d2 (このIDを非表示/違反報告)
いぬお(プロフ) - ユウリさん» ユウリさん！しっかり！しっかり！！ (2020年1月22日 19時) (レス) id: 6790399aa0 (このIDを非表示/違反報告)
ユウリ - あ″あ″あ″あ″あ″尊い(更にキャラ崩壊) (2020年1月22日 0時) (レス) id: 11a57a105a (このIDを非表示/違反報告)
いぬお(プロフ) - マリィさん» もうホントにお盛んですよぉ！！！ (2020年1月19日 10時) (レス) id: 6790399aa0 (このIDを非表示/違反報告)
マリィ - おっ！やってんなぁ（キャラ崩壊） (2020年1月19日 7時) (レス) id: 09090d6677 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
