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白熱しまくっていたギロン中大声で話していたからか、肩で息をしながらコチラを見た頭脳明晰そうな男性が穏やかに挨拶をしてくれた。
皆さんお顔が大変よろしいですね。流石私の夢
「あ、ろぼろ？どしたん？」
ゾムさんのそんな声が聞こえたがスルーしてお互い自己紹介を済ませた。
すごく丁寧な言葉を使うエーミールさん、と、グルッペンさん。
「Aさんですか…なるほど。確かにコチラの世界の言語体系とは少し違う名前をしてらっしゃいますね」
「ホラ見ろ！トリップだ！」
エーミールさんがよくわからないことを呟いた後、グルなんとかさんがパァアと顔を明るくして息巻いている。
先程までの威圧感はどこへ
「えみさん、グルッペン、ロボロが会議開きたい言うとるんやけどええよな？そこの侵入者についてやって」
耳元を押さえながらくるりと身を翻したゾムさんが、私の隣の二人に視線をやったあと、許諾の返事を受け私を見つめる。
そしてシンプルに端正な顔を、にやにやと歪ませながらこちらに向かってきたのだ。
その不気味さおぞましさ、ついでに紐付いてしまった腹痛にイヤな汗が流れる。
なに？！と叫びながら後退ったが、猫のようなしなやかさを持つ彼に運動不足人間はあっけなく捕まってしまった。
_________________
今まで自由だった手が、後ろに回り込んだゾムさんによって縛られる。
なぜ？と思いゾムさんにアイコンタクトをすると満面の笑みで「演出や、演出！」と、元気な回答が返ってきた。
もしかしなくても……完全に舐められてる
…そしていま私は広闊で、重厚で、荘厳な会議室の中央に立っている
エーミールさんやゾムさんを含め10人以上いるであろうイケメン(揃いも揃って顔がいい)(さすが私の夢)達に四方八方から見世物にされ、部屋の中央奥に初対面時の威厳を保ったグルッペンさんが控えていた。
「この子が侵入者であってるな？」
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Aya(プロフ) - ボマー！？お前性格イケメンかよ！？多分任務失敗したら消されるからの自爆だろ!!!任務より自分の気に入った相手優先とかヤバい(途中までしか見てない人の勝手な感想) (2021年6月8日 3時) (
レス) id: b462e5db2b (このIDを非表示/違反報告)
燕(プロフ) - ROM専さん» 勢いの良さに笑っちゃいました…！ありがとうございます（？） (2019年9月26日 7時) (レス) id: 2e704aa56d (このIDを非表示/違反報告)
ROM専(プロフ) - mnちゃああああああああああ (2019年9月25日 20時) (レス) id: 19a3a955e7 (このIDを非表示/違反報告)
燕(プロフ) - にーたさん» 周りに説明する時は丁寧だけど胸中ではズバッと決まってそうなのでこういう表現にしました！色々考えた結果の文字数なので刺さったなら嬉しいです！コメありがとうございました！ (2019年9月22日 10時) (レス) id: 2e704aa56d (このIDを非表示/違反報告)
にーた(プロフ) - 46の一文に痺れました。語らないでズバッと切るところが最高にカッコいいです。 (2019年9月21日 23時) (レス) id: 8f97026b0d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：燕
| 作成日時：2019年8月23日 19時
