今日:3 hit、昨日:8 hit、合計:18,871 hit
小｜中｜大
166 ページ17
松村「みなさんに聞いていただいたのは、『朝焼けの花』という曲のデモ音源です。これはSnow Manのみなさんへの曲として作られたもので、デモ音源としてレコーディングしました」
阿部ちゃんと、目が合う。
松村「この曲を作ってくれた人が、この中にいるんですよね？」
松村先生に促されて、4人が恐る恐る手を挙げる。
七五三掛「京本先生も挙げて、手」
京本「俺も？」
七五三掛「うん。手直し、してくれてたから」
手を挙げた5人を、残りのメンバーたちが驚いたような表情で見る。
目黒「俺は、全然何もしてないよ」
阿部「そんなことないよ。曲の原型作ってくれたの、めめだし」
目黒「原型なんて大層なものじゃないけどね。ほぼ阿部ちゃんとしめと如恵留がやってくれてた」
深澤「えっと、阿部ちゃんと誰と誰って？」
目黒「あ〜、もしかして初対面か…」
渡辺「えっと、七五三掛くん、だっけ？確かここで会ったことあるよね？」
七五三掛「あっ、渡辺くんですよね！お久しぶりです」
宮舘「え、何、翔太、知り合い？」
俺も、舘さんと同じ感想を抱く。
知り合いになっていたなんて、知らなかった。
渡辺「一回一人でここ来た時、阿部ちゃんの部屋に一緒にいたんだよね」
宮舘「なるほど。2人とも、名前聞いてもいい？」
七五三掛「七五三掛龍也です。よろしくお願いします」
川島「川島如恵留です。よろしくお願いします」
七五三掛「Snow Manさん大好きなので、みなさん全員知っています！」
川島「俺も大好きです。お会いできてすごくうれしいです」
すごく礼儀正しく自己紹介する2人を、まるで親のような視線で見つめてしまう自分がいる。
松村「この流れで、残り4人も自己紹介やっちゃって」
松村先生に言われるがままに、身長が高くて見るからにガラの悪そうな人が4人、自分たちに近づいてくる。
森本「森本慎太郎です」
ジェシー「ジェシーです」
高地「高地優吾です」
田中「田中樹です」
「仕事ぐらい、言いなよ」と京本先生に言われて、仕方なくといった感じで続ける。
森本「ここの病院で働いています。血液内科です」
ジェシー「テレビ局でプロデューサーやってます。Snow Manのみなさんにドラマの話を持ち掛けたのも、俺です」
高地「ジェシーと同じくテレビ局の人間です」
田中「俺も同じく」
松村「見た目はヤバいだけど中身はいいやつだから、怖がらなくていいよ」
俺らが驚いている様子を察したのか、松村先生がフォローしてくれる。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 221人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
