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その次の日の朝。
俺は残りの6人と一緒に朝一番に病院へと向かった。
松村「おはようございます」
建物に入ってすぐに、待ち構えていたかのように松村先生が声をかけてきた。
深澤「阿部ちゃんとめめは…？」
松村「今はたぶんまだ眠っていますけど、朝なのでもう少ししたら起きると思います。何があったか詳しいことまでは知らないですけど、とにかく2人とも無事ですよ」
7人「よかった…」
全員で安堵の息をつく。
看護師「松村先生、ちょっといいですか？」
俺たちが阿部ちゃんとめめの部屋に入ろうとした時、松村先生が廊下で看護師の先生に呼び止められた。
松村「ちょっと行かないといけないので、後はお願いします」
そう言って先生が去った後、俺たちはそっと部屋へ入った。
佐久間「何回来ても思うけど、病室って広くてきれいだよね」
ラウール「2人一緒だから、前のところよりもだいぶ広くなってる感じする」
向井「ほんまやな」
ぽつぽつと会話を続けていると、誰かと目が合った。
向井「阿部ちゃん」
阿部「…ここ病院？」
岩本「うん」
目黒「阿部ちゃん？」
阿部ちゃんとほぼ同時に、めめも目を覚ました。
深澤「昨日何があったか、聞いてもいい？」
目黒「どうする？どっちが言う？」
阿部「めめ、お願い」
目黒「分かった」
阿部ちゃんに頼まれためめがうなずいて、話し始める。
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