愛され短編集10[YouTuber]

♪年上さん(スカイピース じん) ページ15

(まさんリクエスト！)


〜じんたんside〜

『じん。』


じ「なんですか。」



俺の彼女は2つ年上。

だからなのかなんなのか知らないけど、何故か「じん」呼び。


意外と好きだったりする。



『今度の日曜日、暇？』


じ「暇ですけど？」


『ふーーーーーん……。』


じ「え、なんすか。めっちゃ気になるんですけど。」


『ごめん、意味なしw』



ちょっとSっ気強いとこも好きだなぁ、とか思っちゃう。

あ、別に俺がMって訳じゃないから!!!!!



『ねねね、』



スマホをいじりながらAさんに呼ばれる。



じ「なんですか。」


『呼び方、変えてみようか。』


じ「……は。」


『私はじんって呼ぶ？で、じんは私のことAさんって言うじゃん。』


じ「はい。」


『それ、変えてみようよ。』


じ「まじすか。」


『あとその敬語。いい加減外さない？』


じ「無理難題言わないでくださいよ…。」


『そんなに？w』



Aさんは面白そうに笑うけど、結構難しい。

敬語だった人に急なタメは難しい…。



『じゃー、じんから。Aって呼んで？』


じ「っ、」



いやいやいや、上目遣いで『Aって呼んで？』は無しじゃん？
可愛すぎ。無理。尊い←


じ「…………A。」(ﾎﾞｿｯ)


『聞き取りにくいけどギリOKかなw 次タメ。』


じ「え、タメ！？」


『敬語使ったら〜…テオくんに構ってもらう。』


じ「それは卑怯です。」


『あ。』


じ「いっ、今のは無し！無し無し無し無し!!!!!」


『はいはいw』


じ「っ、じ、じゃあA…。」


『OK。なんて呼んで欲しい？』


じ「えぇ……じんたん？とか？」



頑張って平静を装ってるけど、内心めちゃくちゃ恥ずかしい。



『ふふ、じんたん。』


じ「っぁ、」


『え、どうした？大丈夫？』



ニッコリと笑いながら『じんたん。』って言うAさん、いや、Aが可愛すぎて思わずうずくまって顔を手で覆った。



じ「破壊力…。」


『これからじんたん呼びでいい？』


じ「いいですよ。」



そう即答してしまうのは惚れたせい。絶対。

*☼*―――――*☼*―――――*☼*―――――*☼*―――
なんとなくじんたんを年下にしたかった。
ただそれだけです。
はいぃ。(はいぃ。を使ってくれた人がいて嬉しくて空飛べるかと思った←)


まさん、リクエストありがとうございました！

時間かかって申し訳ないです(汗)



それでは！

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