.4 ページ43
.
紫耀「…A?」
名前を呼ぶと、ばっと抱き着いてくる小さな身体
うわ……久し振りだ、この感触
幻なんかじゃない、本物のA
しかも、Aからのギューはなかなかレア
たまらなく可愛い
『おかえりなさい』
紫耀「ただいま。何で今日お家にいるの?」
『…ん、最近、全然会えなかったから…』
寝惚けてるのか、ゆっくりゆっくり喋るA
『紫耀くん、もう少しで帰ってくるかなって…ちょっとでもいいから会いたくて…ソファで待ってたら、寝ちゃった』
“ふにゃぁ” と笑ってシャツの裾を掴むA
あ〜もう、可愛い可愛い可愛い
紫耀「俺も会いたかった…」
抱き締める力を強くすると
同じように強くギューってしてくれるA
…やばい、思ってた以上に
Aが足りてなかったみたい
疲れがどんどん流れていく
俺の癒しの時間……最高……
『…紫耀くん、痩せた』
紫耀「え?」
『ちゃんと食べてる…?』
腕の中から俺を見上げる顔は
眉毛を下げて、心配そうな表情
……可愛い
916人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
美紀(プロフ) - 移行おめでとです最高ですコロナウイルスに気をつけてくださいね (2021年8月26日 12時) (レス) id: e19dcb272d (このIDを非表示/違反報告)
苺姫(プロフ) - ティアラさん» 変えました!すいません……前は “Focus” です! (2021年2月15日 6時) (レス) id: 3426489e0e (このIDを非表示/違反報告)
ティアラ - 題名変えましたか? (2021年2月14日 22時) (レス) id: c8caa56570 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:苺姫 | 作成日時:2021年1月6日 9時