シンデレラガール*４

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紫耀「…場所、変えてもいい？」






そんな紫耀に連れてこられたのは、カラオケ店






廉「……何故？(笑)」




紫耀「ここなら、他の人に聞かれなさそうだから」




廉「なるほど」






確かに、個室やし、防音やし




普通の声で話せば、この部屋にいる人以外に




声が聞こえる事は無いやろな




ソファに座り、深呼吸をする紫耀




…何か、こっちまで緊張してくる






紫耀「Aとは……幼馴染みなんだ」




廉･海人「「…えっ？？」」






“幼馴染み” と言う想定外のワードに




目を見開いて驚く俺たち






廉「幼馴染みって…ほんまなん？」




紫耀「うん、ほら」






紫耀が見せてくれたのは




幼い頃の紫耀とAさんの写真やった






海人「うっわ！ちっちゃい頃のAちゃん可愛い！まじ天使じゃん！」






マイクを通してなくても響き渡る、海人の声






廉「海人うるさいて。それじゃカラオケ来た意味ないやろ」




海人「あ、ごめん…」




廉「で、何で紫耀はそんな動揺しとるん？幼馴染みったって、別に隠す事ないやろ？」






俺がそう言うと、俯いてしまう紫耀

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