【あんスタ】夏目くんのお兄さん【逆先夏目】

第１８話 ページ28

翌日。



相変わらず意識がはっきりしない状態で教室についタ。
何故か知らないけど今日も兄さん達は僕の席に集まっていル。




『おはよウ、兄さん達』





何かを話し込んでいた様子の兄さん達だったけド、僕が声をかけた瞬間にバッとこっちを向いておはよう！！！と言わレ、僅かに困惑。
何を話していたかはこの際どうでもいいとしテ、その反応速度はなになんか怖いヨ的な心境であル。

夏目は今日はいつもより甘えたなのカ、指を絡めて手を握ってきタ。
まぁむしろ嬉しいのでなにも言わなイ。


クラスもすっかり慣れて僕等兄弟を”ブラコン”と認知したので特に反応されなくなっタ。

でもやっぱり僕が『lien』だからカ、『奇人』だからカ、それとも夏目と一緒に居すぎるからか判らないけド、あまりクラスの人と話すことはなイ。
僕も夏目も授業サボるもんネ。((





夏目「兄さん、兄さん」





上目遣イ＆袖クイなんてどこで覚えたノ夏目()
僕を萌え死にさせたいのかそうなんだナ。



もうこれあれだよネ。自分がどう見えるか理解してやってるよネ。
夏目・・・お兄ちゃんは寂しいヨ(何故)





『どうしたノ？夏目』





平静を装って夏目に返事をすル。
夏目はうん、あのネ、と少し興奮した様子で話しだス。
可愛いネ(末期)。

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