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翌日、叔父さんにメッセージを入れた。



荷物を運んでくれたことへの感謝の言葉と、御三方のことを知らずに気を遣わせてしまった事についての謝罪の言葉を伝えてほしいとのお願いもした。



『 これでいいかな……あ、もう返信きてる 』



早いな、なんて思いながらトークルームを開けば、



《 そんな事気にしなくていいよ!》



《 って、てっきり三人の事知ってたのかと思ったわ笑 まぁいいやアイツらに伝えとく 》



《 またお休みに会おうね〜 》



と、それに続いてどこかで見たことあるような、特徴的な絵柄の忍者のスタンプが送られてきた。



まぁそうだろう、お互いに彼らの話題は出したことがなかったが叔父さんの動画は基本見ているので四人実況の時もあるし。



何となく知ってはいるかな、とは叔父さんも思っていただろう。



まぁそれは置いといて、とりあえずこの件は解決できそうかな。



解決も何も、自分が一方的に御三方に迷惑をかけてしまったことについての謝罪を伝えているだけなのだが。



『 ……本当は直接謝りたかったなぁ、もう会うことはないと思うけど 』



ありがとう、と叔父さんに返信をし、この話は終了した。



________



あれから約一ヶ月後。



特に何も起こらず、いつもの日常を送っていたらいつの間にか夏休みに突入していた。



ちなみに今は、この休みを利用して地元埼玉に里帰り中だ。



『 叔父さんこんにちは 』



「 おーA、よく来たねぇ。おいで、中は涼しいよ 」



そして今日、実家から少し離れた叔父さんの家に遊びに来ている。



ドアベルを鳴らして出てきた叔父さんは、ニコリと笑って俺を出迎えてくれた。



ジリジリと暑い日差しで焼かれた肌が、室内のクーラーによる涼しさからスーっと痛みが引いていくような感覚を覚える。



一緒にゲームをする為、今まで何度か彼の家に訪ねてきたことはあるが、いつもと違って家に人の気配がない。



『 あれ、叔母さん達は今日は留守なの?』



面白くて元気な叔母さんも、会う度にゲームで対戦して遊ぶ従妹の茜ちゃんの姿はない。( 息子さん、猫ちゃん達は省略 )



「 今日は皆出掛けててね。夜まで帰ってこないんだ。ってことでA 」



叔父さんの部屋まで案内される途中、叔父さんは横にいる俺を見てニコニコしながらこう言い放った。



「 一緒に実況撮ろっか^^ 」



『 ……え?』



その時の俺の顔はさぞ間抜け面だったんだろうな。



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りんご - すごく面白いです!続きを楽しみに待ってます!! (2022年12月3日 19時) (レス) id: 574ad41434 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:千利休 | 作成日時:2022年3月10日 2時

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