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第陸話 ページ7




「ゴメンネ、お胸触ッチャッテ……」

「い、良いのよ!謝らないで…!」


第四の被害者は恋柱、甘露寺蜜璃ちゃん。

ちなみに事が起こった直後に伊黒さんから体罰食らったらしいです。
なるほど、だから腰じゃなくて頸後ろが痛いのか…

いやまぁ、それは置いといて…


「あの、厚かましいんだけど相談があって___」




*


*



*




「ごめんなさい、Aちゃん……私っ…」

「うん、きゅんってしたんだね。わかる、てかわかってた……」


相談相手、というには微妙な線ではあるがなにせ鬼殺隊…

色恋への興味がそもそも皆無と答える人が多い。
少なくとも知人の多くはそうだ。

ここは(恐らく)生まれ持った感性を頼る―――が、それが仇にもなる。


「でも、そうね……過ちから始める恋も、私は素敵だと思うの」

「あの、その過ちを正したいんだよ、私は…」

「?Aちゃん、起こったことはもう変えれないわ」

「急に真面目!!!!!……いや、うん…そうなんだけどね?」


案の定と言えば案の定の返し、かと思えば真面目。
うーん、蜜璃ちゃんって可愛いけど変だよねぇ、可愛いけど…


「てかまだ過ちを犯したとは決まってないよ!!!」

「え?朝チュンは…」

「朝チュンはしたよ!!!!でも致してない!!!ハズ!!!」


あっ、朝チュンしたって言っちゃった。
……この際もう良いや……朝チュンはした…

でも致してない、決してそんなことはしていない。
ましてや年下になんて手は出してない…

「ゆうべはおたのしみでしたね」なんて言われる筋合いはない…


「……もし致してたらどうすれば良い?」

「まぁ…!」


ごめん、自信なくなってきちゃった。




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リンゴ味のブドウ - え、あ、もう、好きです (2020年10月31日 20時) (レス) id: 8dfd0cadf9 (このIDを非表示/違反報告)
リンゴ - それな!! (2019年9月15日 23時) (レス) id: fa8cdcdbb1 (このIDを非表示/違反報告)
藍恋(プロフ) - 好きです。ていうか何があったか知りたくて眠れないです。 (2019年9月15日 20時) (レス) id: b8dca656ce (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:自宅警備員先生 | 作成日時:2019年9月9日 16時

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