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突然ながら――――そして、恥ずかしながら…
私、安良岡Aは非常に酒癖が悪いことで有名だ。
……いや有名かどうかは分かんないけどね?
だってこれも今年やっと発覚したことだもの。
身近な人が基本的に真面目だったこともあって
初飲酒はその人達から離れたことでやっと体験し__
ってこんな余談は良いんだって…
その酒癖の悪さの方向がまた私の場合は難があって、
見事な程に酔っ払った時の記憶が残らない性質なのだ。
うん、結局前回の時も思い出せず終わった気がする…
ただ知人から『人様の前で酒を呑むな』『嗜む程度にしろ』
『つーかやっぱ呑むな』と胸倉を掴まれて言われたので相当なのだろう。
「うーん……バレたら殺されそう、いや冗談抜きで…」
「なーにがバレたら殺される、だぁ?」
「ヒッ」
後ろから聞こえたのはその知人と似た声の人…
――――というか紛れもなく同一人物だろうなウン。
「おい、テメェ……言ったよな?人様の前で酒呑むなって…」
だって掴まれた肩ギシギシ鳴ってるし、
こんなことするの私の知人しかいないと思うんだ。
「の、呑んだ記憶すらないって言ったら私、
どうなっちゃいますかね?不死川さん…」
「コロス」
「目が本気じゃないですか!!!」
恐る恐る振り返ればそこには見知れた顔―――風柱、不死川実弥さんのお顔。
なんならその顔におはぎを叩きつけたこともある。
いやあれは不幸な事故だったんですってば、本当に…
「……えっと、せめて最後に、差し支えなければ
お教えくれませんか?私がしちゃった、その恥を…」
「反省する気はあんだろうな」
反省?反省…ハンセイ……
「もう既に散々ぼっち反省会した後なんですがそれは」
「やっぱ反省してねぇだろお前」
えっ、それだけじゃ駄目?
第肆話 ページ5
突然ながら――――そして、恥ずかしながら…
私、安良岡Aは非常に酒癖が悪いことで有名だ。
……いや有名かどうかは分かんないけどね?
だってこれも今年やっと発覚したことだもの。
身近な人が基本的に真面目だったこともあって
初飲酒はその人達から離れたことでやっと体験し__
ってこんな余談は良いんだって…
その酒癖の悪さの方向がまた私の場合は難があって、
見事な程に酔っ払った時の記憶が残らない性質なのだ。
うん、結局前回の時も思い出せず終わった気がする…
ただ知人から『人様の前で酒を呑むな』『嗜む程度にしろ』
『つーかやっぱ呑むな』と胸倉を掴まれて言われたので相当なのだろう。
「うーん……バレたら殺されそう、いや冗談抜きで…」
「なーにがバレたら殺される、だぁ?」
「ヒッ」
後ろから聞こえたのはその知人と似た声の人…
――――というか紛れもなく同一人物だろうなウン。
「おい、テメェ……言ったよな?人様の前で酒呑むなって…」
だって掴まれた肩ギシギシ鳴ってるし、
こんなことするの私の知人しかいないと思うんだ。
「の、呑んだ記憶すらないって言ったら私、
どうなっちゃいますかね?不死川さん…」
「コロス」
「目が本気じゃないですか!!!」
恐る恐る振り返ればそこには見知れた顔―――風柱、不死川実弥さんのお顔。
なんならその顔におはぎを叩きつけたこともある。
いやあれは不幸な事故だったんですってば、本当に…
「……えっと、せめて最後に、差し支えなければ
お教えくれませんか?私がしちゃった、その恥を…」
「反省する気はあんだろうな」
反省?反省…ハンセイ……
「もう既に散々ぼっち反省会した後なんですがそれは」
「やっぱ反省してねぇだろお前」
えっ、それだけじゃ駄目?
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リンゴ味のブドウ - え、あ、もう、好きです (2020年10月31日 20時) (レス) id: 8dfd0cadf9 (このIDを非表示/違反報告)
リンゴ - それな!! (2019年9月15日 23時) (レス) id: fa8cdcdbb1 (このIDを非表示/違反報告)
藍恋(プロフ) - 好きです。ていうか何があったか知りたくて眠れないです。 (2019年9月15日 20時) (レス) id: b8dca656ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:自宅警備員先生 | 作成日時:2019年9月9日 16時