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任務と任務の間にある至福のひととき。
それは私たちをかけがえのない時間だが___
「せっかく予定あったのに雨なんて運ないね」
お天道様はそんなことを露知らず、雨を降らせてしまう。
「俺はAさんと居られるだけで幸せだよ」
「……そういうのはズルいかと」
「Aさんだっていつもそうでしょ」
つまり普段の仕返し、ってことか…
仕方ないとも思うけど納得もできない。
だから私は頬を膨らませることしかできない。
そんな頬を少し遠慮がちに、でも楽しそうに突く善逸君。
ほのぼのすぎる空気に包まれる私の家。
いや半ば同棲してる気もするし、私と善逸君の家…?
……あっ、駄目。なんか気持ち悪い
「いつまで突いてるの?」
「ごめん、嫌だった?」
「……君、なんか意地悪になったね」
まぁ、机を挟まず座っている時点で相当きてるよね〜…
そんな今更すぎる結論に達しても善逸君はその手を止めない。
だからいって、その行為が嫌と言えない私も私だ…
「えへへ、だってAさんが可愛く____て頬を抓らないで 〜!!」
一段と今日は私よりも優位に立っている善逸君、だからお仕置き。
「えいっ」
「だから( 痛いよう( …」
でも善逸君が止めなかった理由がわかってしまった。
……うん、人の頬っぺってこんなに気持ち良いんだね。
「善逸君」
「なに( ?」
「雨の日もたまにはいいね」
人目をはばからず時間を気にせずに、ただやりたいことをする。
無計画にも程はあるけど、たまにはこんな日もいいかもしれない。
「っうん、俺もそう思ってた」
それに空にはいなくても、私の隣にはひだまりみたいな…
そんな心地の良い暖かさをくれる人が居るもんね。
番外編:弐 - 雨の日の太陽 ページ31
任務と任務の間にある至福のひととき。
それは私たちをかけがえのない時間だが___
「せっかく予定あったのに雨なんて運ないね」
お天道様はそんなことを露知らず、雨を降らせてしまう。
「俺はAさんと居られるだけで幸せだよ」
「……そういうのはズルいかと」
「Aさんだっていつもそうでしょ」
つまり普段の仕返し、ってことか…
仕方ないとも思うけど納得もできない。
だから私は頬を膨らませることしかできない。
そんな頬を少し遠慮がちに、でも楽しそうに突く善逸君。
ほのぼのすぎる空気に包まれる私の家。
いや半ば同棲してる気もするし、私と善逸君の家…?
……あっ、駄目。なんか気持ち悪い
「いつまで突いてるの?」
「ごめん、嫌だった?」
「……君、なんか意地悪になったね」
まぁ、机を挟まず座っている時点で相当きてるよね〜…
そんな今更すぎる結論に達しても善逸君はその手を止めない。
だからいって、その行為が嫌と言えない私も私だ…
「えへへ、だってAさんが可愛く____て頬を
一段と今日は私よりも優位に立っている善逸君、だからお仕置き。
「えいっ」
「
でも善逸君が止めなかった理由がわかってしまった。
……うん、人の頬っぺってこんなに気持ち良いんだね。
「善逸君」
「
「雨の日もたまにはいいね」
人目をはばからず時間を気にせずに、ただやりたいことをする。
無計画にも程はあるけど、たまにはこんな日もいいかもしれない。
「っうん、俺もそう思ってた」
それに空にはいなくても、私の隣にはひだまりみたいな…
そんな心地の良い暖かさをくれる人が居るもんね。
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リンゴ味のブドウ - え、あ、もう、好きです (2020年10月31日 20時) (レス) id: 8dfd0cadf9 (このIDを非表示/違反報告)
リンゴ - それな!! (2019年9月15日 23時) (レス) id: fa8cdcdbb1 (このIDを非表示/違反報告)
藍恋(プロフ) - 好きです。ていうか何があったか知りたくて眠れないです。 (2019年9月15日 20時) (レス) id: b8dca656ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:自宅警備員先生 | 作成日時:2019年9月9日 16時