未定 (ページ14)

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秘密〔佐野side〕ページ14

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「今一人暮らししてるんですよー」

マネージャーさんが運転する車に乗って現場を移動してる最中、同い年のこの人がとんでもない爆弾発言をかました。

『まじで！！？？』

メンバー全員が揃って目をまん丸にしてAを見る。

「えぇっ、そんなびっくりします？？」

当の本人はそのみんなの驚き様に驚いてるみたいやった。

末「そんなん危ないやん！まだ高校生やねんで！？」

リ「ちょ隣でキンキン言わんとって！鼓膜破れるから！笑」

末「だってそんなんさぁ、、、」

多分やけど、誠也くんはAのことをメンバー以上として見てる。

いつも俺らが載ってる雑誌が置いてあったら、絶対Aんとこばっか見てにこにこしてるし。

「大丈夫ですよ〜オートロックついてるんで」

小「いやあかん！今すぐ俺ん家に引っ越そう」

福「なんでお前ん家やねん笑」

小島くんに関しては、もう俺が初めて出会った時からAのこと好きなんバレバレやった。

メンバー内での恋愛なんて、絶対あかんことやってみんなわかってるはず。

俺だって、、、

でもAを好きになんの、今更辞められるわけないんよな。

だからここは皆さんのために最年少、動くとしますか

佐「今日の夜Aん家で誠也くんの誕生日のお祝いしましょうよ！」

「それはこじけんの家でするんちゃうん？」

小「晶哉、お前まじ天才やわ」

末「俺も賛成」

正「Aは大丈夫なん？」

「はい、全然！なんもない部屋ですけど」

佐「じゃあ決まりで！」

この後の仕事で、楽しみすぎてニヤけが止まらなくなったメンバーがいた事は、Aには秘密にしておいてあげよう。