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商店街らへんで歩いている時。
目の前に見知った顔がいた。
「総悟くん、おはよう。」
「あぁ、姐さんじゃねェですかィ」
童顔の沖田総悟くん。
これでも一応真選組の隊長さんだ。
「総悟くんは何してるの？」
こんな所にいるんだ、またきっとサボりかなにかだろうと思ったが、一応聞いてみる。
「ちょっと、見回り をね」
なんて傍から聞けば真面目そうな言葉だが、完全に総悟くんは仕事を放棄している。
すると、総悟くんから 姐さんはなにしてんですかィ と言われた。
「私？私は買い出しだよ。」
と言うと、へー、と言い、興味がなさそうだ。
「んじャ、ついて行ってもいいですかィ？」
突然放たれたその言葉。
「いいけど…なんで？」
と聞くと、別になんでもいいじゃないですかィ と言われ、何も言えなくなった。
「んじゃ、まずはね、お野菜買いに行くよ」
と、私が言うと、了解と言って隣をあるく。
久しぶりだな、誰かと一緒に歩いているって。
最近は神楽ちゃんとか新八くんとかと出かけたりしない。
だから、すごく嬉しい。
隣に誰かいてくれるって、安心する。
ふふっと小さく笑った。
それに対して、総悟くんにはなんだコイツみたいな顔して見られてる。
「どうしたんですかィ姐さん」
「ちょっとさ、こうして誰かと出かけるの久しぶりだなーって思ってさ」
と言うと、なるほどって言葉が返ってくる。
「姐さん、最近旦那はどうでさァ」
" 旦那 " という言葉にビクッと体を震わせる。
「またいつも通り、冷たいよ」
そう、笑顔で言った。
実は総悟くんは私のよき相談相手。
だからこうして銀さんとどうだったか、的なことを聞かれているのだ。
「まぁ、もういいかなって」
もう、いいよ。
もうすぐ オワル ことなんだから。
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あい(プロフ) - 夢主を探している、ぎんさんのside見てみたいです！更新楽しみにしてます (2019年7月24日 23時) (
レス) id: 6a8167697e (このIDを非表示/違反報告)
美闇 - 面白いです！頑張ってください！！ (2019年7月23日 11時) (レス) id: 9b2e6e7bfa (このIDを非表示/違反報告)
月歌(プロフ) - これからの展開が楽しみです……！！！ (2019年7月20日 23時) (レス) id: 8fe6acde2e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：恋歌 | 作成日時：2019年7月19日 18時
