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そして、餃子も作り終えた時。
他の料理はもう作ってあるため、もうやることは無い。
「ありがとうございました!」
と言って頭を下げる。
すると、こちらこそありがとうございましたと倍の声量でかえってくる。
土方さんもこちらこそ、と言って出ていく。
仕事を片付けに行ったのだろう。
本当にありがとうございます、と心の中で伝える。
隊士さん達もゾロゾロとこの場を出ていく。
「んじゃ、夕飯の準備終わったし、バイト行きますか!」
私は手洗いをし、カバンを取りに部屋に戻る。
カバンを持ち、玄関へ向かう。
久しぶりのバイトだ。頑張らなくては。
「〜♪」
また、鼻歌を歌い出す。
私のバイト先は すまいる だ。
キャバクラである。
だけど私はキャバ嬢ではなく、ボーイの仕事をしている。
女なのにボーイ?と思うだろうが、私は仕事をしているときに、男装をする。
キャバ嬢なんてして、知り合いにあったら嫌だからね。
だから、無理を言ってボーイをしている。
店長さんはとても優しい人なのでそれを承諾してくれた。
キャバクラに銀さんもたまに来るが、絶対にバレない。
キャバクラに働いていることは知っているけれどなんの仕事しているかは教えていない。
言う必要も無いかな、って思ってね。
すると目の前に すまいる が見えてくる。
裏の従業員入り口から入る。
「おはようございます」
更衣室には誰もいないらしい、声が遠く聞こえる。
接客中かな。
よし、早く着替えて行くとするか。
服を脱ぎ、ボーイの服を着て、ウィッグを被る。
夜は今始まったばかり。
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あい(プロフ) - 夢主を探している、ぎんさんのside見てみたいです!更新楽しみにしてます (2019年7月24日 23時) (レス) id: 6a8167697e (このIDを非表示/違反報告)
美闇 - 面白いです!頑張ってください!! (2019年7月23日 11時) (レス) id: 9b2e6e7bfa (このIDを非表示/違反報告)
月歌(プロフ) - これからの展開が楽しみです……!!! (2019年7月20日 23時) (レス) id: 8fe6acde2e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:恋歌 | 作成日時:2019年7月19日 18時