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「ふぅ…終わった」


隊士さん達は本当にいい人で。


なんなんだ、ここの人達は。


優しすぎて素晴らしすぎる。


まぁ、ともかく、今はオムライスを食べ終わった人がいるので、スッキリとしている。


今回は、先に食べていて大丈夫ですよ、と伝えておいて正解だった。


私もお昼とするか。


早く食べて餃子作ろっと。


隊士さん達から少し離れている席に座り、オムライスを食べる。


餃子…何個作ればいいかな…


400ぐらいあれば足りるかな。


でもいっぱい食べるだろうし、それくらいあれば足りるか。


…よし、食べ終わった。


「〜♪」


鼻歌を歌いながら、食器を持ち、台所へ向かう。


そこには食べ終わったあとの食器がたくさん。


…やりますか。


「〜♪」


鼻歌を歌いながら、食器を洗っていく。


すると、お皿がどんどん減っていることに気づき、隣をむくと、そこには、山崎さんが。


「あ、山崎さん、大丈夫ですよ、その気持ちだけで嬉しいですよ」


お皿を拭いていてくれた、山崎さん。


「いや、こんな量大変だろうし、それに僕、今暇ですし、お手伝いさせてくださいよ」


「そんなに言うなら、任せようかな?」


そうして、2人で黙々とお皿を洗い、拭く。


そんな沈黙だったけれど、何故かいいなと考えてしまった。


そういえば。


「山崎さんて、あんぱん、好きなんですか?」


そう、山崎さんのオムライスにあんぱんと書いた記憶がある。


このまま沈黙、というのは寂しいので、問いかけてみた。


「あ、はい!俺、あんぱん大好きです!」


「そうなんだ……今度、朝ごはんに出してみようかな」


そう言うとキラキラした笑顔でありがとうございます!と言ってくれる。


そんなに嬉しいのか。


なんか、こっちも嬉しいな。


「Aさん、この後、手伝うこととかあります?」


「あー……餃子作ろうと思ってて、それで皮を包むの手伝ってもらいたいな、無理だったら大丈夫だけどね」


「いいですね!餃子!じゃあ他にも俺、連れてきますね」


その言葉に、ありがとうと返す。


なんとも嬉しい言葉だ。


人が多いのは助かる。



ふふ、みんなで餃子作りか、楽しみだな。









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あい(プロフ) - 夢主を探している、ぎんさんのside見てみたいです!更新楽しみにしてます (2019年7月24日 23時) (レス) id: 6a8167697e (このIDを非表示/違反報告)
美闇 - 面白いです!頑張ってください!! (2019年7月23日 11時) (レス) id: 9b2e6e7bfa (このIDを非表示/違反報告)
月歌(プロフ) - これからの展開が楽しみです……!!! (2019年7月20日 23時) (レス) id: 8fe6acde2e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:恋歌 | 作成日時:2019年7月19日 18時

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