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よし出来た。
できた料理を1口とり、味見する。
…我ながらよく出来ている。
なんて自画自賛してしまう。
何人いるかわからないが、とりあえずたくさんのお椀に料理を盛っていく。
他にも副菜やら汁物やらをお皿にいれ、一つ一つ丁寧におぼんにのせていく。
「あの、できました…！」
声をなるべく大きく出し、知らせる。
うおおお、とまた先程のような叫び声が再び食堂内に響き渡る。
「あ、と、とりあえず、おひとりずつ、持っていってくださいね。」
そう言うと、隊士さんたちが、笑顔で私の作ったものを持っていき、席に着いていく。
だんだんと私の前から、それらがなくなっていった。
…ん、おお？もしやちょうどピッタリだった？
私天才？なんて思うほど、すごい事だな、と思った。
「おめェはもう食ったんですかィ」
最後のソレを持っていこうとしてた総悟くんから質問される。
「え、あー…まだ、な気がする」
確か 食べてない。いや、多分食べてない。
食べたのは、味見くらいだろう。
「んじゃ、さっさと作って早く来なせィ」
うん、と返し、隊士さん達に作ったものより、質素なものを作り、席に向かう。
「お、おまた、せ？」
えっとー…、と言い、埋まる席を右から左へと見ていく。
そして、総悟くんの隣がちょうど空いていたのでそこに座ることにした。
「なに隣に来やがってんでィ」
ダメだった？と言うと、別にダメじゃないですけどねィと返される。
なんなんだこの人は。
…なにやら、隊士の人達からの視線を感じる。
チラチラこちらを見ている。
なんなんだろう？
「その…A、さん。食べていいっすかね？」
まさかと思うが、まだ食べていなかったのか。
「いいよいいよ！というか、全然食べてよかったのに…」
「マジすか！じゃあ…」
1人の隊士の合図とともに また 食堂に声が響く。
いただきます と。
私もそれに合わせて、いただきます と言う。
みんな朝なのに元気すぎて尊敬するよ…
初めてみんなと食べる朝食は、とても楽しいもので。
とても、嬉しいもので。
初日ではあったが、隊士さん達と仲良くなれそうな気がする。
これから、お世話になります。
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あい(プロフ) - 夢主を探している、ぎんさんのside見てみたいです！更新楽しみにしてます (2019年7月24日 23時) (
レス) id: 6a8167697e (このIDを非表示/違反報告)
美闇 - 面白いです！頑張ってください！！ (2019年7月23日 11時) (レス) id: 9b2e6e7bfa (このIDを非表示/違反報告)
月歌(プロフ) - これからの展開が楽しみです……！！！ (2019年7月20日 23時) (レス) id: 8fe6acde2e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：恋歌 | 作成日時：2019年7月19日 18時
