【鬼滅の刃】モブとして生きたい

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＿貴方side





炭治郎がどこかに行ってから五分くらい経った



まだかな…というか何してんのかな…？

まあ気長に待っとくか




久しぶりに来る街は人が多くて少し息苦しい



『あ…』




辺りを見回してると、1番会いたくない時透君が居た



時透君は私に気づいていない様子


話しかけようかな…？


いやだけど、また鬱陶しいって言われるか…


時透君のためにも、話しかけない方がいいよね




私はこれから時透君に話しかけるのを控えることに決めた





そんなことを考えてる内に時透君が通り過ぎて見なくなっていた





炭｢A！お待たせ！｣



すると、炭治郎が帰ってきた



『炭治郎、どこ行ってたの？』




炭｢秘密だ！｣



えめちゃ気になる((




炭｢これから甘味処にでも寄らないか？｣




『寄る！(即答)』←




炭｢じゃあ行こう！｣



そう言うと、炭治郎は手を繋いで歩く



え？手？


前にもあったよね？デジャブ？((



『炭治郎？なんで手繋ぐの？』




炭｢逢い引きだから｣




『あそっか』←



イマイチ逢い引きの意味がわからないからとりあえず流しといた







＿甘味処に着くと、長い椅子に腰掛けて塩豆大福を頼んだ



炭｢なあ…Aって好きな人居るのか？｣




なに急に…



『え、勿論いるよ？』




炭｢誰だ！？｣




私がそう言うと炭治郎は目を見開いて聞いてくる



そんなおかしかったかな？




『え、炭治郎達とか柱様の皆さんとか…』




炭治郎はポカンとした顔で私を見る



変なこと言ったっけ？(鈍感)




炭｢そうじゃなくてだな…まあいいや｣




なんだ！？何が悪かったのか！？(鈍感)




隣を見ると炭治郎は少し恥ずかしそうにしている




炭｢さっき、俺が1人でどこか行ったよね｣




『うん』




炭｢その時さ、俺、Aのために簪買ってたんだ！｣





炭治郎は、赤くて綺麗な簪を渡してきた



『え？私の為に！？』




炭｢ああ！だから是非付けて欲しい！｣




嬉しかった



贈り物を貰うのは炭治郎の簪が初めてだった




『うん！毎日つけるよ』




炭｢…////｣




なんか炭治郎赤面してる？




『どうしたの？』





炭｢いや！なんでもない！もう行くか！｣





『そ、そう？』



なんか炭治郎の様子が変だな…



・


・


・


甘味処を出ると、任務があるって言ったので炭治郎と別れた




今日は屋敷に帰っていっぱい寝るか…









時｢…｣

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