初めて動く日 ページ4
翌日。
今日も一日頑張ったぁ…
よし、帰ろう。
女1「あ、珍しくチビデぶりっ子が早く帰ろうとしてる！」
「うん！きょぉはぁ、ちょっとぉお母さんにぃ、早く帰ってきてってぇ言われてるのぉ。じゃぁねぇ！」
と、その場から逃げるように帰った。
帰って、お母さんに少し出かけてくる、というふうに伝えた後外に出た。
空「初めての仕事だな！あ、そうだ。コレやるよ。」
と掛けられたのは真っ黒の膝丈くらいまである、フード付きのコートだった。
「お、雰囲気があって良いなコレ。あとあったかいし。」
と、私はそのコートを着て、フードを深くかぶった。
空「そうだろ？お前のことがバレたら面倒だからな…お…後悔をしている妖怪が近くにいるぞ…初仕事はそこから行こうぜ！」
「どこだ？」
空「初仕事の場所はあそこだ。」
と、目線を向けたのは、
公園のベンチだった。そこには帽子を被った、人面犬みたいなおっさんみたいな人が座っていた。
「へぇ…あのおっさんみたいな妖怪がねぇ…」
空「あぁ。行こうぜ…」
「あぁ……」
と私は手の上に空亡ウイルスを泳がせながら、そこへ入っていった。
？「もう空亡はパートナーを選んだようだな。」
？「その様ですね…大王様、あの人間、今回が初めて動く様です。」
？「そうか。ぬらり、しばらく様子見だ。」
？「御意。」
空「あの妖怪の近くに行って手をかざすんだ。」
「わかった。」
言われた通りベンチの近くに行ってその妖怪に手をかざした。
すると、黒い妖気と呼ばれるものがその妖怪を覆った。そして、
？「あ゛ぁぁ！……はははは…イケメン…顔、よこせ…」
空「よし。そのいきだ。」
「これで終わり？」
空「あぁ、簡単だろ？」
「これだけか。それじゃあ、次行こ。」
空「そんな急ぐなって。もう少し様子を見てみようぜ。」
「わかった。」
空「あ。そうだ、お前、スマホ持ってるか？」
「うん。持ってるけど。」
と、スマホを取り出してみせた。
空「うすらぬらというサイトを見てみろ。」
「？…うすらぬら…なんだこれ…怪奇現象が乗ってるサイトか？」
空「そうだ。色々なものが乗っているだろう？これからそこにさっきのやつが乗るぞ。」
「ほぉ…ん？怪奇案件を解決してる人がいるみたいだな…もう12件も…」
空「しばらく様子を見ようぜ」
「そうだな。」
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ピカヒカリ - ありがとうございます…！ウラニャスはギリシャ神話の天空の神ウラノスからとりました…！本当にありがとうございます！！ (2019年4月8日 17時) (
レス) id: c88429faf5 (このIDを非表示/違反報告)
aruya100(プロフ) - ピカヒカリさん» たくさんの情報ありがとうございます！ウラニャスも使わせていただこうと思います！ありがとうございます！ (2019年4月8日 17時) (レス) id: b60ccdc28b (このIDを非表示/違反報告)
ピカヒカリ - 今読んだんですけど、作者様のお好きにして下さい…！ (2019年4月8日 17時) (レス) id: c88429faf5 (このIDを非表示/違反報告)
ピカヒカリ - aruya100さん» すみません！後から知ったんですけど、ヴィーナスは女神の名前でもあるのでウラニャスがいいと思います！ (2019年4月8日 14時) (レス) id: c88429faf5 (このIDを非表示/違反報告)
aruya100(プロフ) - イデア博士さん» 返事が遅くなりました。なんだかすみません…そう言うのわからなくて…樹恩の時は性格が悪いっちゃ悪いのでいけるかなぁ…って思った結果がこれなので。その辺はこれから学んで改善していけたらなぁ、と思っております。ご意見ありがとうございます。 (2019年4月8日 0時) (レス) id: b60ccdc28b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：aruya100 x他1人 | 作成日時：2019年3月16日 1時
