いない。 ページ19
ナツメsaid
ナ「はぁっはぁ…どこに行ったんだろ？」
アキ「わからねぇ…はぁはぁ…い、一旦止まって考えてみようぜ…」
ト「そうだね…あれ？ケースケがいない？」
え⁈
アヤ「嘘⁈さっきまで一緒に走ってたのに…」
ナ「…私、探してくる！」
ケースケ…まさか…！
ナ「ケースケー！…はぁはぁ…」
一体どこに…
メリーゴーランドの近く見覚えのある姿が。
ナ「！ケースケ！」
私はケースケに駆け寄った。
ケースケの前には子供に大泣きされたハナぽんちょがいる。
ケースケはそのハナぽんちょからもらったと思われる、風船を握らされた。
その瞬間、前にいるハナぽんちょが大きな影になったところで意識が途切れた。
詩苑said
「あーあ。連れていかれちゃった。ここからいつも子供が連れていかれてたんだな…様子が見にいけないってのが面白くないな。」
空「全く…なんでお前は面白さばっかり求めるんだ…」
「それお前が言うか？仕事は面白くなきゃ続かないだろ？」
空「お前は本当に面白いな…」
「…それどういう意味？」
空「いい意味でだぞ。」
「本当か？」
空「こんなことで嘘をつく理由が見つからない。」
「…そうか。まあいいけどさ。」
空「…っていうか、最初会った時から思ってたんだけどさ、なんでお前目、隠してんの？」
「うーん…なんとなく？見たいの？」
空「あぁ。」
なんでそんなことに興味があるんだよ。
「お前も不思議な奴だなぁ。ほら。」
と、俺は前髪を片目だけだがあげた。
空「フーン。黒い目か。普通だな。」
俺の瞳を覗き込みながら言った。
「俺のクラスでは結構特徴的なんだぜ。黒い目に黒い髪って俺しかいないから。」
空「へぇ…もう下ろしていいぜ。」
言われた通り前髪を下ろした。
「俺も前から思ってたけど。なんで俺を選んだんだ？」
空「お前と俺が似ていたからだ。」
「…は？」
思わず間抜けな声を出してしまった。
空「お前は見たところ物分かりも良さそうだったし。第一お前が恨みやすい、つまり、ストレスを貯めやすい体質だったみたいだからお前がいいって思ったんだ。」
「へぇ…そうだったのか…」
恨みやすい、ねぇ…
俺が恨んだ記憶はあんまりないけどさ。
あるとしたら…あれ？無いな…
…恨むってどんな感情なんだろう？
うら…恨む？恨むってなんだ？
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ピカヒカリ - ありがとうございます…！ウラニャスはギリシャ神話の天空の神ウラノスからとりました…！本当にありがとうございます！！ (2019年4月8日 17時) (
レス) id: c88429faf5 (このIDを非表示/違反報告)
aruya100(プロフ) - ピカヒカリさん» たくさんの情報ありがとうございます！ウラニャスも使わせていただこうと思います！ありがとうございます！ (2019年4月8日 17時) (レス) id: b60ccdc28b (このIDを非表示/違反報告)
ピカヒカリ - 今読んだんですけど、作者様のお好きにして下さい…！ (2019年4月8日 17時) (レス) id: c88429faf5 (このIDを非表示/違反報告)
ピカヒカリ - aruya100さん» すみません！後から知ったんですけど、ヴィーナスは女神の名前でもあるのでウラニャスがいいと思います！ (2019年4月8日 14時) (レス) id: c88429faf5 (このIDを非表示/違反報告)
aruya100(プロフ) - イデア博士さん» 返事が遅くなりました。なんだかすみません…そう言うのわからなくて…樹恩の時は性格が悪いっちゃ悪いのでいけるかなぁ…って思った結果がこれなので。その辺はこれから学んで改善していけたらなぁ、と思っております。ご意見ありがとうございます。 (2019年4月8日 0時) (レス) id: b60ccdc28b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：aruya100 x他1人 | 作成日時：2019年3月16日 1時
