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次のヤツ。 ページ12

空「さぁて次は…おっ。いいヤツ発見。」

「どこ?」

空「あそこだ。」

次に目に入ったのは、カメレオンのような妖怪だった。こちらもおっさん…だね…

今回は廃病院だ。

「わかった。」

前回同様、その妖怪に手をかざして、そのカメレオンのようなライトサイドの妖怪の恨みに塗れさせた。

バケモノのようなシャドウサイドになって何処かに消えた。


その翌日。

有名な俳優が次々に休業宣言し、世間は瞬く間にパニックに陥った。

「へへっ…もう世間はパニックだ。」

空「全く…人間はすぐにパニックになるんだな…」

まぁ有名どころが突然次々と休職したら、そりゃ世間は騒ぐだろうな。

「…私も人間だけど。」

空「お前以外で。」

「…ふ……」

空「鼻で笑うなんて本当にひどい奴だな。」

「お前に言われたくない…」

まったく、どちらがひどいんだか。

空「とにかく、元々あの妖怪がいた廃病院に行くぞ。」

「はぁい。」


廃病院に行くと、もうすでに彼らは到着済みだった。

「おうおう、もうそこまで情報を集めるなんて。」

空「全く、どこまでも熱心な奴らだ…」


中の道の角から顔をのぞかせていると、赤いネコ妖怪と白い妖怪がなにかをしていた。



空「見ろ、あれが妖怪のシャドウサイドだ。自信の持った力を最大限引き出すことができる、“影の部分”。」

「へぇ…確かに、戦闘狂ってかんじになってるな」

空「あの姿になった妖怪はそこそこに強い。
それに俺らのウイルスを入れることでその力をさらに引き出すことができるんだ。」

「へぇ、まるで覚醒剤だな。」




そして、この道の突き当たりにある手術室のランプが赤く光り、

?《ガキども、ここへ何しに来た?貴様らなどに用はない。死にたくなければ失せろ。》

すると、袴を来た太った男の子が、

?「お前がドクターカメレオンだな?姿を見せろ!」

と言った瞬間、手術室のランプが消え、扉が開いた。

その中から、様々な色をした二足歩行のカメレオンが出てきた。



「まぁなんと悍ましい姿で…」

空「俺たちがああしたんだぞ。」

「そういえばそうだったな…」

他人事のように、哀れな目で、冷めた目でそのカメレオンを眺めていた。

コピーのオンパレード→←作者より



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ピカヒカリ - ありがとうございます…!ウラニャスはギリシャ神話の天空の神ウラノスからとりました…!本当にありがとうございます!! (2019年4月8日 17時) (レス) id: c88429faf5 (このIDを非表示/違反報告)
aruya100(プロフ) - ピカヒカリさん» たくさんの情報ありがとうございます!ウラニャスも使わせていただこうと思います!ありがとうございます! (2019年4月8日 17時) (レス) id: b60ccdc28b (このIDを非表示/違反報告)
ピカヒカリ - 今読んだんですけど、作者様のお好きにして下さい…! (2019年4月8日 17時) (レス) id: c88429faf5 (このIDを非表示/違反報告)
ピカヒカリ - aruya100さん» すみません!後から知ったんですけど、ヴィーナスは女神の名前でもあるのでウラニャスがいいと思います! (2019年4月8日 14時) (レス) id: c88429faf5 (このIDを非表示/違反報告)
aruya100(プロフ) - イデア博士さん» 返事が遅くなりました。なんだかすみません…そう言うのわからなくて…樹恩の時は性格が悪いっちゃ悪いのでいけるかなぁ…って思った結果がこれなので。その辺はこれから学んで改善していけたらなぁ、と思っております。ご意見ありがとうございます。 (2019年4月8日 0時) (レス) id: b60ccdc28b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:aruya100 x他1人 | 作成日時:2019年3月16日 1時

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