使われていた。知っていた。 ページ24
空「ｳｵｫｫｫ……」
「？！空っ？！」
アキ「空だと？！」
思わず大きな声で言ってしまった。
これは自分のミスだ。
「…っ…」
痛いし。
空「ｼﾞｭｵﾝ…貴様ﾊ俺ｦ一人二ｼﾅｲッテ約束したノニ…
あっさり約束を破りやがって。」
俺は、最初の方と最後の方の喋り方に違和感を感じた。
「っ…」
また痛いところが増えた気がして、顔を歪めてしまう。
空「ふふん。痛いか樹恩。今俺の良くない妖気をお前に移したから当たり前だな。」
ナ「嘘…仲間じゃなかったの？！」
「っ…」
違う…もう仲間じゃない。
そう話したくても、話せないくらいに痛い。
ついに右手全体が言葉では言い表せないくらい痛い。
レ「樹恩、大丈夫ニャスか…？」
「っだいっじょぶ…空…ごめんな…」
空「今更だろ、そんなの。そもそも、俺にお前はいいように使われてるって気づかなかったのか？」
アヤ「樹恩さんが、使われていた…？」
「そんなの、最初からっ…分かっていた…」
あれ…なんか痛く無くなってきた。
「ふぅ…お前の目的は？」
空「俺の目的か？知ってるだろう、言うまでも無い。朱夏を捉えて自分のものに変えるだけだ。」
「…………」
俺はちらっと天野さんを見る。
ナ「私…どうしよう、こんなところで…」
まずいな。時間を食うだけだ。
俺は手を空にかざして、いつも戦う時に打っているミサイルのようなものを空に打った。
空「俺に刃向かう気か？」
「…………」
空「お前も鈍ったな。ここで捨てて置いて正解だった。」
エ「おいお前ら！今のうちに行くぞ！」
トウマとアキノリとナツメ「はい！」
あれ、他のやつは置いていくのか。
空「させるか。」
「……っ…」
また痛いのがぶり返してきた。痛い。
「頑張ってくれ……」
でも、俺は戦う。
少しでも力になりたい。体に痣が増えようと、それを力に変えて戦う。
「う”あ”ぁぁぁぁぁぁぁああ！！！」
空「…お前…自分を犠牲にするつもりなのか…？」
そんな心配するような声は聞こえなかった。
途中からは、もう意識は朦朧としていた。
しかし自分がぶっ倒れるまで、戦いつずけていた。
その頃にはほぼ全身に痣が回っていた。
真魔達によって平らにされた街の広場の真ん中で、俺は体が動かなくなった。
顔の横に地面がある…
何言ってんだろ俺…
倒れてるんだから当たり前じゃん。
俺は意識を失った。
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aruya100(プロフ) - ピカヒカリさん» いえいえ、お礼を言うのはこっちの方です*^ ^*では、また明日、写真を載せさせていただきますね！可愛いイラストを本当にありがとうございますm(_ _*)m (2019年11月24日 1時) (
レス) id: b60ccdc28b (このIDを非表示/違反報告)
ピカヒカリ(プロフ) - aruya100さん» は…！はい…！！ありがとうございます！！嬉しいです…！！！！ (2019年11月24日 1時) (レス) id: 20cb221a7f (このIDを非表示/違反報告)
aruya100(プロフ) - ピカヒカリさん» イラストありがとうございます！すごく可愛いです！お気に召さないなんてとんでもないです。むしろ気に入りました！もし、よろしければなのですが、イラストを皆様にご紹介させていただきたいのですが、よろしいでしょうか？ (2019年11月24日 1時) (レス) id: b60ccdc28b (このIDを非表示/違反報告)
aruya100(プロフ) - ピカヒカリさん» お久しぶりです。スランプの時はありがとうございました！ (2019年11月24日 1時) (レス) id: b60ccdc28b (このIDを非表示/違反報告)
ピカヒカリ(プロフ) - (image:http://uranai.nosv.org/uploader/common/0/4/e/04eb800173dd2e6e1e53ede6411fce56.png)になってます…！もし見れなければ言ってください…！ (2019年11月24日 0時) (レス) id: 20cb221a7f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：aruya100 x他1人 | 作成日時：2019年4月21日 18時
