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本当の自分。 ページ18

ト「君______







亜空さん、なんだろ?」


まぁ頭の回転がオハヤイコトオハヤイコト…


「……どうしてそう思う?」

ト「なんか声が…似てる。あとさっきの友達っていうのとか…あと亜空さんって謎が多いから…妖怪見えるって言ってたし…」

「…それだけか。まぁ違うな、詩苑と俺は別人。
ちょっと要素が似てるんじゃないのか?」

ト「うん。僕のこの考えもほんの一部の情報でしかないから、まだ定かじゃない、けど…」

「けど?」

ト「なんだか似てる、から…前髪で目を隠してるとことか。」

「それだけ?しかもそれはただの印象。見た目だけと言っても過言じゃないね。ホントは詩苑のこと何もしらないんじゃないのか?」

あれ…何言ってんだ俺。

ト「そ、そっか…確かに。僕亜空さんのこと何も知らない…」

「…まぁそういうことだ。勝手に疑うな、今みたいに間違えるだろ。」

ト「いや、僕はまだ違うって言い切ってない。だから可能性は全然ある。」

「ほぉ…懲りないやつだな。これ以上は教えないってのに。」

ト「…そういう所が怪しい……」

怪訝そうな目で見てくる。

そこでもっとおちょくるために近づいて、右手を顎に添えて考え事をしていた月浪さんの顔を覗き込んだ。

「……ふふ…面白い顔してるね。」

少し亜空さんの方の声で言ってみた。

ト「!……///」

そして離れて言った。

月浪さんの頰が少し赤く染まっていた。

「あれ?どうしたの〜?」

おちょくってみた。

すると、月浪さんは足を一歩引いて後ずさり、左手の甲で口元を隠した。

ト「…君のせいだろ。」

「うーん、そうなのか?」

そこまで可愛い声を出したりした覚えは全くないのにな。

ト「…………」

少し睨んできたので歯を出して笑ってやった。まぁ口しか見えてないけど。







ト「君は…君は一体何者なんだ……?」

大きく狂い始めた歯車。→←タヒ二花。



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aruya100(プロフ) - ピカヒカリさん» いえいえ、お礼を言うのはこっちの方です*^ ^*では、また明日、写真を載せさせていただきますね!可愛いイラストを本当にありがとうございますm(_ _*)m (2019年11月24日 1時) (レス) id: b60ccdc28b (このIDを非表示/違反報告)
ピカヒカリ(プロフ) - aruya100さん» は…!はい…!!ありがとうございます!!嬉しいです…!!!! (2019年11月24日 1時) (レス) id: 20cb221a7f (このIDを非表示/違反報告)
aruya100(プロフ) - ピカヒカリさん» イラストありがとうございます!すごく可愛いです!お気に召さないなんてとんでもないです。むしろ気に入りました!もし、よろしければなのですが、イラストを皆様にご紹介させていただきたいのですが、よろしいでしょうか? (2019年11月24日 1時) (レス) id: b60ccdc28b (このIDを非表示/違反報告)
aruya100(プロフ) - ピカヒカリさん» お久しぶりです。スランプの時はありがとうございました! (2019年11月24日 1時) (レス) id: b60ccdc28b (このIDを非表示/違反報告)
ピカヒカリ(プロフ) - (image:http://uranai.nosv.org/uploader/common/0/4/e/04eb800173dd2e6e1e53ede6411fce56.png)になってます…!もし見れなければ言ってください…! (2019年11月24日 0時) (レス) id: 20cb221a7f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:aruya100 x他1人 | 作成日時:2019年4月21日 18時

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