覚醒した偽りの姫。 ページ2
タワーの裏では酒呑童子が姫乃さんに跪いて何か入った箱を差し出していた。
なるほど。これがブラック企業などの取引というやつか。
じゃなくて、なんなんだ？！
「姫乃さん…？」
アヤ(？)「まだ姫と言ってくれるとは、つくづく物分かりの悪いボウヤだねぇ…」
そう言った瞬間姫乃さんが浮いては、苦しそうに声を荒げる。
姫乃さんから、大きな妖怪が出てきた。
「…空。」
空「ん？ほら、持ってきたぞ。」
「サンキュ。」
私は…いや、俺は空にいつものコートを持ってきてもらった。
そして樹恩に成る。
俺はワープで大きな白い鉄でできた箱の上に移動した。
その瞬間、クモの妖怪が実態化されたと同時に有星さん達が到着した。
「あれ何。」
空「女郎蜘蛛っていう妖怪だ。人間の魂を食らう妖怪。」
「え、アイツら危ねぇじゃん。」
空「あぁ。だけど、迂闊に近寄れないぞ？」
「妖術使う。」
あの後も何度か交渉してちゃんと妖術を解除してもらったから普通に戻ってるはず。
ちなみにその本人はこの状況がまだ飲み込めていないのか、唖然としている。
女「まずはお前らの魂を頂こうかねぇ…」
「まだ見つかってないみたい。」
女郎蜘蛛と対抗するため、色々な妖怪を召喚したり憑依したりする…が。
「不動明王も通用しないのか。」
いや、強くね…？
？「下がっていろ！この妖怪、私が始末をする！」
あれは、洞潔か。
ナ「島ノ内先生が…洞潔⁈」
まぁそりゃ驚くよ…
「なぁ…そろそろいい？」
空「あぁ、俺の力も貸そう。」
「助かるよ。
ふぅ…」
俺は息を深く吐いて、俺の周りに沢山の闇のボールを思い浮かべた。
「…よし、行け！」
俺は少し遠くにいる女郎蜘蛛に手をかざした。
俺が生成した闇のボールは勢いよく女郎蜘蛛に飛んでいく。全て命中した。
女郎蜘蛛が少し小さくなったように見えた。
女「なんなんだい！お前は！急に現れて！」
「こっちのセリフだよ。急にヒトの中に入り込んでおいて。その子への感謝のかけらもないな。」
俺は立っていた所から軽々降りて酒呑童子の方へ行った。
「大丈夫か？」
酒「…あぁ。どけ。今すぐ始末してやる…」
「…無理すんなよ。洞潔も。」
俺は素直に退いた。
酒「そのような汚い奴がよくも姫を語ったものだ。そしてこの俺を騙した罪。死をもって補ってもらうぞ！」
酒呑童子が足を一歩踏み出した瞬間、
「…あーあ。引っかかっちゃった。」
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aruya100(プロフ) - ピカヒカリさん» いえいえ、お礼を言うのはこっちの方です*^ ^*では、また明日、写真を載せさせていただきますね！可愛いイラストを本当にありがとうございますm(_ _*)m (2019年11月24日 1時) (
レス) id: b60ccdc28b (このIDを非表示/違反報告)
ピカヒカリ(プロフ) - aruya100さん» は…！はい…！！ありがとうございます！！嬉しいです…！！！！ (2019年11月24日 1時) (レス) id: 20cb221a7f (このIDを非表示/違反報告)
aruya100(プロフ) - ピカヒカリさん» イラストありがとうございます！すごく可愛いです！お気に召さないなんてとんでもないです。むしろ気に入りました！もし、よろしければなのですが、イラストを皆様にご紹介させていただきたいのですが、よろしいでしょうか？ (2019年11月24日 1時) (レス) id: b60ccdc28b (このIDを非表示/違反報告)
aruya100(プロフ) - ピカヒカリさん» お久しぶりです。スランプの時はありがとうございました！ (2019年11月24日 1時) (レス) id: b60ccdc28b (このIDを非表示/違反報告)
ピカヒカリ(プロフ) - (image:http://uranai.nosv.org/uploader/common/0/4/e/04eb800173dd2e6e1e53ede6411fce56.png)になってます…！もし見れなければ言ってください…！ (2019年11月24日 0時) (レス) id: 20cb221a7f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：aruya100 x他1人 | 作成日時：2019年4月21日 18時
