20話 ページ21
「私、それくらい簡単に吹けると言っているんです。なんならほかのドアも吹きましょうか？」
顧問「そ、それほど自信があるのなら吹いてみろ！間違えたら承知しないからな！」
間違えなかったらいいのか。
よし…
私はさっきの３つのドアを簡単に吹いてみせた。
「…あの、今日早退します。ありがとうございました。」
嫌になって譜面台と楽器を持って音楽室を出た。
「ハァ…」
かたずけながら小さくため息をつく。
何でこんな目に私が合わなきゃならないのか。
元いた世界の方の部活の方がもっと充実してたなこりゃ。
私は残念でしかなない気持ちだった。一部では退部しようかなとか考えていた。
入って少ししか経ってないけど。
私は後者を出て真っ先に誰もいない家へと帰った。
はずだった。
色々考えすぎて周りが見えていなかったのか、いつのまにか周りには明らかにおかしい空気がただよっていた。
「…………」
私は立ち止まって周りをゆっくり見渡した。
この時の私は冷静だったよ。
だって…
？「ウ゛オ゛ォォォォォォ！！！」
「……妖怪…」
妖怪が１つ先の通りを横切っても…
？「ア゛ァァァァァ！」
「…どいてよ。帰りたいの。」
目の前に現れ、大声を出されても…
「びっくりすると思う？それだけで気絶するような人じゃない。」
話しかけた相手は妖怪。心が真っ黒の妖怪。
目覚めさせてあげなきゃ。
そう思った。どうしてだろうね？
名前はわからない。でも。
「君はこんなことするのが目的なの？」
？「！…」
ピタリと止まった妖怪。
「……？」
凄まじく光ってその妖怪はライトサイドに戻った。
その妖怪は気絶していた。
気付けば周りも普段の風景に戻っていた。
「……もう大丈夫か。」
その妖怪を放っておいてしまったのは名残惜しいが、顔を覚えられるとややこしいことになると考えた私はその場から颯爽に立ち去った。
さっき、あの一言で妖怪がなぜ元に戻ったのか。
私には分からなかった。
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更新出来なくてすみません…
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aruya100(プロフ) - ご覧いただきありがとうございます。自分自身占ツクから離れつつあるので、心苦しいですが続くかわかりません…申し訳ないです… (2022年6月22日 20時) (
レス) id: 92e8fb568e (このIDを非表示/違反報告)
優 - マジでこの作品神だぁ☆この作品続けないんですか！？ (2022年6月1日 16時) (レス) @page42 id: a47f4386a1 (このIDを非表示/違反報告)
aruya100(プロフ) - にゃんこさん» こんにちは〜！選ばれた少女読んでいただいたんですね…！？ありがとうございます。感謝感激でござます( ；∀；)更新復活できるように頑張りますね！！ (2020年5月5日 0時) (レス) id: b60ccdc28b (このIDを非表示/違反報告)
にゃんこ - こんにちは！選ばれた少女から来ました〜(´艸｀*)更新ガンバです(^^♪ (2020年5月4日 16時) (レス) id: 1c21c55e5d (このIDを非表示/違反報告)
aruya100(プロフ) - ゴウさん» ありがとうございます！頑張りますね〜！ (2020年1月12日 2時) (レス) id: b60ccdc28b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：aruya100 x他1人 | 作成日時：2019年4月17日 19時
