19話 ページ20
私は次の日からしっかり合奏に参加した。それと同時に配られる大量の楽譜。ざっと数えて10セットくらいの曲の量。
よくこの音でみんなに聞いてもらっていたなと思った。
合奏も大したことをしない。入ってきたばかりの私に合わせてとかふざけたことを言って合奏のレベルを下げたので私はいつも通りの合奏をしてくださいとお願いをした。すると、みんなが大笑いしだしたため私は頭にはてなマークを大量に浮かべた。
顧問「あっはっはっはっは！何を言っているんだ！まだ入って来たばっかりだろう？そんな簡単に楽器が上手く吹ける訳ないだろう！」
私はここ数年で久々に他人に対して怒りを覚えた。
私は言い返してやった。
「上手く吹けるようになりたいから普段の合奏をしてくださいとお願いしたのです。私だって前の学校でトロンボーンを吹いていたんです。基礎くらいできます。」
顧問「…そんなに自信があるなら、みんなの前で吹くか？B♭ドアとE♭ドアとFドアを…」
顧問の先生は自信満々な顔をしていた。
顔が語っていた。
『吹ける訳ない。』
と。
私はというと…それだけかとホッとしていた。てっきり12個全てのドア吹けと言われるのかと思った。
ここで先輩が立ち上がって先生に抗議する。
先輩1「待ってください、先生！吹けないですよ！教えてないです。」
私は立ち上がってる方と違う方の先輩に聞いた。
「先輩は吹けるんですか？」
先輩2「吹けるけど、上手く出来ないから…だから言ってるの。あなたが吹けないって言ったら私たちに回ってくるから。」
「そう、ですか…」
今までよく曲吹いてたね…改めて感心した。
私はここでスッと顔を上げた。先生と先輩はまだ話し合っている。
「…私、それくらい簡単に吹けますけど。」
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aruya100(プロフ) - ご覧いただきありがとうございます。自分自身占ツクから離れつつあるので、心苦しいですが続くかわかりません…申し訳ないです… (2022年6月22日 20時) (
レス) id: 92e8fb568e (このIDを非表示/違反報告)
優 - マジでこの作品神だぁ☆この作品続けないんですか！？ (2022年6月1日 16時) (レス) @page42 id: a47f4386a1 (このIDを非表示/違反報告)
aruya100(プロフ) - にゃんこさん» こんにちは〜！選ばれた少女読んでいただいたんですね…！？ありがとうございます。感謝感激でござます( ；∀；)更新復活できるように頑張りますね！！ (2020年5月5日 0時) (レス) id: b60ccdc28b (このIDを非表示/違反報告)
にゃんこ - こんにちは！選ばれた少女から来ました〜(´艸｀*)更新ガンバです(^^♪ (2020年5月4日 16時) (レス) id: 1c21c55e5d (このIDを非表示/違反報告)
aruya100(プロフ) - ゴウさん» ありがとうございます！頑張りますね〜！ (2020年1月12日 2時) (レス) id: b60ccdc28b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：aruya100 x他1人 | 作成日時：2019年4月17日 19時
