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るぅと「なんで…僕…あの時のこと…」
僕の手は酷く震えていた。
僕は1人じゃなかった。
ころちゃんと出会う前、あの娘
”A”と出会っていた。助けてもらった。僕の一番最初の友達だった。
なんで、今更こんな大事なことを思い出してっ…
莉犬「るぅとくん…？」
るぅと「僕…Aの事…」
僕は馬鹿だ。
初恋の人に再開したのにも関わらず冷たい態度を取って酷い形で血も吸い取って
いつかまた出会えることが出来たらその時はちゃんとすきって…言うって…
るぅと「決めてたのに…」
拳をギュッと握る。
莉犬「と、とりあえず俺部屋に薬ないか探してくる！」
莉犬が部屋に戻ると、取り残された僕ところちゃんには間が空いた。
ころん「…るぅとくん」
るぅと「…？」
さっきまで怒っていた声は急に優しくなり昔のころちゃんを思い出す
ころん「ごめんね」
何をするかと思えば、急に頭を下げ出すころちゃん
るぅと「なんで…」
ころん「僕、我儘だったよ
あの時、当主になりたくないって言ったけど、本当は当主になりたかった。全てを手に入れたかった。
るぅとくんに嘘ついてた。
僕が当主になれば僕に逆らう人はいないし
欲しいものは全部手に入れられるって思ってた
でも、僕は1番大事な物に気づけなくて…」
大事な物。
僕にはそれが分からなかった。
ころん「今の僕にとってAちゃんは大事だ。でも」
”それと同じようにるぅとくんも、莉犬くんも大事なんだ”
るぅと「っ…！」
ころん「今まで、ごめん。本当にごめんなさい」
次期当主になったことはもう決まっている。
僕は当主の座なんて要らない。彼女といる事が出来るなら捨てれるものは全部捨ててやる
例え好みを捧げることになっても…
ころん「僕はAちゃんを諦めるよ」
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もも。@です！ - え分かります (2021年12月27日 16時) (
レス) @page45 id: 5327744293 (このIDを非表示/違反報告)
千景 - みくりさん» それな(タメですいません) (2021年10月8日 17時) (レス) id: 6a7f4ce163 (このIDを非表示/違反報告)
みくり - あぁ やべぇ この作品、やべぇまじでやべぇ だいすきでぇすぅぅぅ (2021年9月19日 11時) (レス) id: 6f32075364 (このIDを非表示/違反報告)
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