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彼女を探し始めてから10分。
誰一人彼女がいると報告は受けていない。
まさか、本当に誘拐されたのでは…
不安になって出てくる汗が鬱陶しくて仕方がない。
なんでこの僕が女ひとりに不安にならなくてはいけないのだ。
彼女が来てからおかしなことばかり起こる。
るぅと「はぁ…」
彼女の部屋の近くの廊下を歩く。
僕はこの道が大嫌いだ。
るぅと「…お母様」
もう、二度と見たくないお母様の肖像画が飾られているからだ。
るぅと「…」
僕は母の肖像画を睨んだ後、彼女の部屋に入った。
電気は消してあるので暗くて見えないが、僕の中で近くに誰かがいる気配がした。
直ぐに部屋の電気を付けた。
すると、そこには…
るぅと「いました…」
彼女が立っていた
しかし、普段の彼女とは違い何故か黒いマーメイドドレスを着ている。
『…』
彼女は下を向きながらだが、こちらへ振り向く
るぅと「はぁ…お風呂に行ったかと思えば言ってなかったし僕らに探させるような手間をかけて…しかもなんですか？そのドレス…」
僕が愚痴を吐くようにブツブツ言えば彼女は顔を上げて僕をじっと見つめた。
彼女の目の色は黄色…になっていた。
『蒼太』
そして、彼女の話し方に、僕は違和感を覚えハッと全て思い出した。
心臓がどくどくと鼓動する。
るぅと「おかあ…さま…」
彼女はAではなく。Aの体を乗っ取ったお母様だった。
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もも。@です！ - え分かります (2021年12月27日 16時) (
レス) @page45 id: 5327744293 (このIDを非表示/違反報告)
千景 - みくりさん» それな(タメですいません) (2021年10月8日 17時) (レス) id: 6a7f4ce163 (このIDを非表示/違反報告)
みくり - あぁ やべぇ この作品、やべぇまじでやべぇ だいすきでぇすぅぅぅ (2021年9月19日 11時) (レス) id: 6f32075364 (このIDを非表示/違反報告)
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